【債券】東証ETF(2621)の投資戦略
本日は「iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)(2621)」の投資戦略を書きたいと思います。
コア運用中の全世界株式インデックスファンドには、毎月68,000円を積立投資する戦略を取っています。これは、収入がある限り半永久的に積み立てます。
サテライト運用中の楽天レバレッジNASDAQ100には、NASDAQ100指数の値動きに注力して安い時には多く買付けるという自身で決めたレバナスMyルールに則って機械的に積立投資を行う戦略を取っています。こちらは、2023年も引き続き買い増していきます。
私のレバナス投資法について、ご興味をお持ちの方は過去の記事をご覧ください。
レバナス投資のMyルール|np2030@資産運用|note
さて、今回新たに投資を行う東証ETF(2621)への投資ですが、一括や積立では無く、何回かに分割して押し目買い(下がったところを買う)する戦略を取りたい思います。
米国金利の利上げペースが緩和されたとしても、利上げがストップするわけではありません。来年も毎月発表される消費者物価指数(CPI)やパウエルFRB議長の発言により、投資家の楽観論と悲観論が交じり合い、長期国債の利回りは乱高下するはずです。
現在の東証ETF(2621)の基準価格は1584円です。
12月13日に米国CPIの発表があります。CPIが予想を下回れば(予想値よりも低ければ)、基準価格は1600円を超えてくるでしょう。逆に上回れば(予想値よりも高ければ)再び下落に転じます。
CPIの結果は、その後に行われるFOMC(政策金利決定会合)に大きな影響を及ぼすため、市場は0.5%の利上げ幅を織り込んでいますが、CPIが予想値よりも高く出て、0.75%の利上げ幅となれば、11月から買われていた債券は大きく売られることとなり、債券ETFには大きな押し目がくると考えられます。(同時にハイテク株を中心に株価も大きく下がります。)
先週は、CPIの発表を前にして神経質な相場が続いていました。
債券投資において、CPIは政策金利を決める上で特に重要な指標となるため、ここは焦らずに発表を待ってから購入していきたいと考えています。
投資方法としては、例えば基準価格で1550円、1500円、1450円、1400円と50円ごとに指値で、50万円ずつ分散して購入していきます。
CPIの予想が上回れば(予想値よりも高ければ)、この買付方法は有効となります。しかし、予想を下回った場合には1600円を超えて更に上を目指す展開となることが予想されるため、その際には作戦を見直す必要があります。
ただ、1600円でも前年比で見た場合には十分に安値圏であるため、1600円で購入したとしても、大きなリスクとはならないと考えますので、約200万の一括投資に踏み込むことも検討したいと思います。
東証ETF(2621)の買付が無事に終わるまでは、基準価格を睨んだ日々が続きそうです。仕事をしながらとなりますので、チャートと睨めっこは出来ないため、指値を使いながら出来るだけ安いところで仕込んでいきたいですね。
<まとめ>
〇 CPIの結果が予想を下回る(予想値よりも低い)⇒基準価格1600円で一括投資を検討
〇 CPIの結果が予想を上回る(予想値よりも高い)⇒FOMCの結果次第では、債券価格が再び大きく下落する可能性もあるため、1550円以下で50円ごとに分割投資を実施
購入結果については、noteに書いていきます。
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