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【金子勝】裏金問題による政権批判を避けるため岸田も好景気を演出 強烈な円安誘導と非課税枠1800万円の新NISAを利用して株価引き上げ

抜粋

裏金問題が表面化すると、岸田も再び同じ手法を使う。強烈な円安誘導と、非課税枠1800万円の新NISAを利用して株価を引き上げ、好景気を“演出”しているのだ。

 本来、庶民の立場に立てば、円安インフレを抑えるべきだが、逆にあおる方向に向かっている。典型的なのは、14~15日に円が1ドル=150円台に下落したにもかかわらず、日銀が2.5兆円の国債買いオペをやったことだ。より一層、円安インフレをあおっているのだ。