5月30日 デモ、シモラジ、マリッジ・ストーリー

日常が戻りつつある、んだろうか。相変わらずわたしは引きこもりだけど、街にはひとが戻りつつあるよう。だけどここからが長くなりそうな気がするけど、どうだろうか。

渋谷の路上で警察官に暴行を受けクルド人が怪我を負ったこと受けて今日は渋谷でデモがあり、知り合いも多く参加していたみたいだった。

ミネアポリスのプロテストもますます加熱しているようで、香港も、なんかそういうときなのだろうか。バネがぎゅーっと縮んだ反動で一気に跳ねるように、いまこのときを越えたあとにいろんなことが動き出すのかなと思うけど。いろんなことをちゃんと見ておきたい。大きな視点で。見つめる。見定める。なにが本当か。なにが起こっているのか。そして自分がどう感じてるのか。

今日はthe chef cooks meのシモリョーさんのラジオにお邪魔した。シモリョーさんとは3年くらい前に当時付き合っていたひとを介してはじめて会って、だけどわたしはシモリョーさんのことはそのもっと前から知っていて、だから会えて嬉しくて、自分のアルバムを聴いてくださいと言って渡して、そうしたら後日彼伝いに「とても美しかったです」と感想をくれて、そのことをずっと覚えていたのだった。

それ以来なかなか会う機会がなかったのだけど、最近池上のよしみで再会してまたご縁が繋がって嬉しいなぁと思っているところ。

本当に丁寧で誠実なひとだなと思う。いつも頭が下がる想い。尊敬。

ラジオ、ぜひ聴いてください。(会話がイマイチ噛み合っていない感があるのはリモート収録のタイムラグによるものですがこれもまた)

Just a Feeling supported by only in dreams | InterFM897 | 2020/05/30/土 23:00-24:00 http://radiko.jp/share/?sid=INT&t=20200530230000

そろそろNozomi Nobodyにもラジオの話が来ないかなー

喋るの苦手だけど、ラジオはなぜかとても好きで意外とひとりでもずっと喋り続けられる(どうしてそれが司会に活かせなかったのか、というのはまぁありつつ)。

にしてもラジオでかかると自分の音源もまた違って聴こえるので。最近は宅録や半宅録みたいな制作が続いていてそれももちろん好きだし楽しいのだけど、そろそろスタジオで音の良さを追求した作品作りをしたい。全然違うものができる気がする。

この数日もくもくと作っていた曲のミックスが終わったので今日は少しぶりに映画を観た。ずっと観たかったNetflixの『マリッジ・ストーリー』。

『イカとクジラ』の監督なのか、いま知った。あの映画も良かったもんなぁ、しかしこんなに良い映画がNetflixのオリジナルなのだからすごい時代だ。スカーレット・ヨハンソンは"We Bought A Zoo"(放題は忘れた、マット・デイモンとエル・ファニング)を観てからとても好きだけど、本作でもめちゃくちゃチャーミングで素敵だった。アダム・ドライバーも言うまでもなく素晴らしく。こういうのってあんまり思ったことないけど、カメラワークやカット割にハッとさせられるシーンが度々あり、手腕だなぁと思った。お互い大切に思っているのにもうどうしようもないのだとお互い理解しているそれゆえの痛み、その描かれ方がとてもリアルで共鳴した。総じて良い映画だった。

本当のことを言うと、わたしはまだ日常に戻る心の準備がない。このまままだしばらくは引きこもって制作をしながらその他のこともやりつつずっと家にいたい。それを出来る方法もちゃんとあるような気もしてはいるのだけど。

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