7月23日 Transatlanticism

きのうはよく音楽を聴いた。

正直に告白をすると、音楽を聴くのがあまり得意ではない。ただじっと音楽を聴くことに集中するというのがわたしとっては難しい。どうしても散漫になってしまう。だからミックスやマスター音源の確認などもよし聴くぞ、集中するぞ、と思わないと出来ない。

最近はあまり積極的に新しい音楽を聴いていなかったので名前はときどき見るけれど聴いたことのないバンドのアルバムなどをいくつか聴いた。Sokoの新しいアルバム、出るのは知っていたけど出たのは知らなかった。まだ触りしか聴けていない。『I Thought I Was an Alien』は好きで一時すごくよく聴いていた。実家に住むようになってからめっきりCDを聴いておらず、なぜかと言えばまたすぐに引っ越すつもりだったからCDや本達をずっとダンボールに入れたままにしているからで、そんなだからプレイヤーも仕舞ったままになっており、だけどSpotifyがあれば何となく事足りてしまう、のだけれどもやっぱりCDを持っていないと自分の中に音楽が残らない感覚というのは依然としてあるのであり、だけどCDや本や、ぜんぶ出して並べてしまうと自分がこの場所に居ついてしまう感じがしてそれはそれでやっぱり気が進まないのだった。宙ぶらりん。

きのうの帰りにDeath Cab for Cutieの「I Will Follow You Into The Dark」が聴きたくなり、その流れで「Transatlanticism」(なんて難しい単語)を聴いたら腰が抜けるのではないかと思うほど素晴らしかった。前にも聴いたことがあるはずなのに。これこそアンセムだ、と思った。帰って早速コピーした。こういう曲を書きたいと心から思った。

相変わらず音楽に生かされている。死にそうなときほど音楽に繋がれる。別にいつ死んだっていいと思っているけれど、でももし生き続けるならばやりたいことはもう少しあるような気がしている。

だけどやっぱりせめてプレイヤーは出してきて、新しいCDを何枚か買おうかな、といま思った。

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