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素敵に写るだけが全てじゃない

たのしいことばかりではない日常で、
それでも前を向いて進もうとする姿に心を打たれます。


「比べるのは他人ではなく、過去の自分」
とよく言いますが

場合によっては
「過去の自分とも、比べなくて良いのでは?」
と、最近思います。


撮影させていただいたある方は

⁡いつもはヘアメイク予約して、服も新しく買って、準備ばっちりで撮影に臨んでたけど
今回はプライベートで落ち込むことがあり、満足な準備ができなくて。

いつもの服、セルフヘアメイク、ボディメイクもできなかったし心も落ち気味。
でもその自分のことを、素敵じゃんって、写真見て素直に思えたから
頑張らないそのままの私に、はじめて自信が持てた。

と、感動してくださいました。

またある方は

家族の事情で肉体的にも精神的にもいっぱいいっぱいなときに撮影があり
(もう、撮られるよりも、のんちゃんと話したい会いたいメインで行こうと開き直って、あえて延期にしなかったそう)
話して癒されて満足で、写真はズタボロな自分が写ってるだろうからあんまり見たくないなと期待してなかったけれど⁡

話しながら泣いちゃってたり、でもその中でも必死に前を向いてるような表情があったり、⁡
わたし頑張ってるなぁ、ってよしよし自分を認めてあげられるような気持ちや
まだやれるって励まされるような気持ちになって

⁡だからこそ、このタイミングで撮られてよかった。
これからも良い時ばかりじゃなく、その時々の私を撮ってもらいたいと思った。

と、言ってくださいました。


***

ただただ今の自分を見るために

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前回より素敵に写らないと。

同じカメラマンに撮ってもらってる他の人は素敵だから、もし自分だけそうじゃなかったら…。

なんて思ってしまいがちだけど
(私も、一人勝手にプレッシャーを感じていた時ありましたよ^^)


⁡  
他人とも、過去の自分とも比べず

純粋に
今の自分は、どんなかな?


外見だけじゃなく、ふとした表情や気配に内面も写るものだから、
そこも含めて客観的に自分を見れるのが、
鏡や自撮りとは違う、他撮り写真の良いところ。

⁡  

素敵に写るだけが全てじゃなくて

万全でなくても不完全でも、いまの自分をまっすぐ見て受け入れる。
その上で、どうしたいかな?を考えるきっかけにする。

そんな撮影の活用の仕方もあって良いと、思っています^^


人間だもの、色々あるよね。



ましてや最近は、季節的にご自身の体調も崩しやすいし
お客様やお友達の年代的にも、ご家族が体調を崩されているというお話もよく伺うし
何やら精神的にも切り替えタイミングの方が多いみたい。


毎日いろんな方と撮影中にお話や、やりとりをさせていただいていて
⁡  

たのしいことばかりではない日常で、
それでも前を向いて進もうとする姿に心を打たれます。

***
フォトグラファー 鬼頭 望
📷HP
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