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人は多面体。どこにスポットライトを当てられるか? で、違う宇宙に行ける。


父は、転勤族でした。


二つの幼稚園、三つの小学校に通い
たくさんの先生にお世話になった私が子どもゴコロに確信したことは
人は、置かれる環境・出会う人によって
『別人になる』ということでした。


人は、多面体。
そして、誰しも(私が特に、なのかな?他の人になってみたことがないから笑、わからない)両極の要素を持っている。

明るい自分、暗い自分。
積極的な自分、引っ込み思案な自分。
まじめな自分、いい加減な自分。
などなど。


どんな環境で、誰と出会い、どんな言葉をかけられるか・どんな存在として扱われるかで
自分の中の『どの要素が強く出るか』は
大きく、それはそれは大きく、変わってくる。


「ひっそり」時代


私の、のんびりマイペースでうっかり者なところに注目(マイナスの意味で)、
矯正しようとしてくださる先生が担任だったときは

わたしは、自分のことを
トロくて、失敗が多くて、みんなのペースを乱す、迷惑をかける存在。
だと思っていて

とにかく遅れないように、
迷惑をかけないように、
悪目立ちしないように、必死でした。
明るい部分やチャレンジ精神は、
ひっそりと影をひそめていました。



おっとりしている分、
本を読んだり文章を書くのは、好きで得意だったけれど(賞をもらったこともあった)
それで自信を持つこともなく、
とにかく『ひっそり』していました。笑


四年生で学級委員!


ところが。
四年生の途中で、宇宙の大転換が起こるのです。
転校先で新たに担任となった先生の元で、一転、
快活な、クラスの人気者の学級委員になりました。笑

それまで注目されることのなかった小さな長所に、気付いて注目してくださり
活躍の場を与えてくださり。
その結果、私はめきめき自信を持ち
暗さより明るさが
消極性より積極性が
不安より好奇心が✨
表に多く出るようになりました。


そうすると本当にイキイキして
それまで、散々怒られていた
うっかり者でミスが多いところすらも
『ドジなところもかわいい』と
みんなから褒められる長所に、なりました😳


自分の中の素敵なところに、スポットライトを当てていただけたことで
セルフイメージが変わり
行動や雰囲気が変わり
周りからも、大切な存在として扱われる。


セルフイメージという言葉なんて知るよしもなかったけれど
良い循環が起こっているのを
10歳ながら、感じていました。
毎日楽しかった!

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どこにスポットライトを当てられるか?


学校が、ほぼ『世界の全て』だった
小学生当時の私にとって
学校、クラス、先生が変わることは
『違う宇宙に来た』ぐらい
大きなことでした。


同じ『私』でも
置かれる環境次第で
『こうも変わるのか』

と、自分自身を通して体験したのです。


それは、きっと小学生でなくても
あの頃より世界の広がった大人であっても
同じだと思っています。


どこにスポットライトを当てられるか?
で、人は、違う宇宙に行ける。


だから私は、写真を撮っているんだと思います。


あの、恩師がしてくれたように
『みんなの、素敵なところをみつけて
 スポットライトを当てる人』
でありたいのです。


魅力を知り、自信を持ち、
その結果
本人が人生をイキイキ楽しめる要素が
たくさん表に出てくるように✨
それによって周りの人とも良い関係を築けて
より良い循環に入っていけるように✨
そんな想いが、根底にある😊

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大好きなライター&名インタビュアーの
岡田 知子ちゃんと以前会った時に
「のんちゃんは、どんな子どもだったの?」
と聞いてくれて


あぁ、そうだ、あの時から今に繋がっているじゃないかと
思い出させてもらいました😊
なんだか書き留めておきたくなったよ。
ともちゃん、ありがとう♡


フォトグラファー 鬼頭 望⁡
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