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天野陽光編第三話
ー綺月美蘭と一緒に写った謎の美少年の謎ー
新聞記事は、暫くそれで持ちきりだった。
俺は美少年なのか?よくわからない。現在中学生、身長170くらい。体は太ってはない。食に興味がないため太りようがないと言った方が正しい。周りも何も言わないので気が楽だ。
そして話は戻るがそんな記事を書かれてしまいバレるかもしれないと思いきや意外とバレないもので。少し安堵した。
「案外バレないもんだなーと安堵してるね?」
心を見透かすこの声は…やっぱり美蘭だった。しかも満面の笑み。
「そう、そういうことなら…」
綺月が突然近寄ってきた。しかもすごい近い。そして囁き声で
「二度と出られないようにしてあげる」
えっ?と一瞬でも迷った俺の隙をつき美蘭は写真を撮った。
「どうする…まさかSNS…」
「あったりー♪頭のいい人嫌いじゃないよ」
「君をどうしても有名にしたいの」
「なぜ?」
「君には才能がある。信じて」
「才能…?」
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