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BTS "친구(Friends)" クオズの日にクオズを想う 〜日本語選びにこだわる和訳歌詞 no.011

いつかこの歓声が止む時も
僕の傍に 一緒にいてよね
永遠に ずっと ここにいてよ ね?
君の小さな小指みたいに

친구(Friends)

ひと際煌めいていたソウルの街
初めて見る別世界
汗だくのまま出会った君は
なんか不思議な子だった

月から来た僕と
星から来た君
僕らの会話は謎解きみたいだったよね
ある日は親友
ある日は目の敵
僕はただ、君をわかりたかったんだ

やあ、僕のエイリアン
僕らは互いのミステリー
だから一層特別なのかな?


いつかこの歓声が止む時も
僕の傍に 一緒にいてよね
永遠に ずっと ここにいてよ ね?
君の小さな小指みたいに

7つの夏と寒い冬よりも
長く
数えきれない約束と思い出たちよりも
長く


制服姿の僕らを思い出すよ
僕らの思い出はひとつひとつが映画のよう
マンドゥ事件はコメディ映画
下校バスで語り尽くした本音
今では一緒にドライブに出掛けてる
相変わらずだね、あの時の僕ら
「ねぇ、ジミン!今日さ…」

僕の部屋のドリームキャッチャー
7年間の歴史
だから一層特別なのかな?


いつかこの歓声が止む時も
僕の傍に 一緒にいてよね
永遠に ずっと ここにいてよ ね?
君の小さな小指みたいに

7つの夏と寒い冬よりも
長く
数えきれない約束と思い出たちよりも
長く


君の小指みたいに僕らは相変わらずだ
君の全部を知ってるよ
お互い信じあってこそできるよ

忘れないで
とりあえず感謝の言葉を言うよりは
君と僕
明日は本当にケンカしないことにしよう


いつかこの歓声が止む時もここにいてよ
君は僕のソウルメイト
永遠に ずっと ここにいてよ ね?
君は僕のソウルメイト

7つの夏と寒い冬よりも
長く
数えきれない約束と思い出たちよりも
長く


いつかこの歓声が止む時もここにいてよ
君は僕のソウルメイト
永遠に ずっと ここにいてよ ね?
君は僕のソウルメイト

7つの夏と寒い冬よりも
長く
数えきれない約束と思い出たちよりも
長く


韓国語歌詞はこちら↓
https://m.bugs.co.kr/track/5863193

『친구(Friends)』
作曲・作詞:Pdogg , Supreme Boi , Jimin , Adora , Martin Sjølie , Stella Jang



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今回はBTS 第4集「MAP OF THE SOUL : 7」に収録されているJIMINとVのユニット曲 "친구(Friends)" を意訳してみました。

7/9のPtDインパクト以降、娘の解説を聞きながら動画を視聴しメンバー同士の関係性を学んでみた私。どの括りも見ていて飽きない魅力で溢れていて、あらためてこの7人が揃った奇跡に感動する毎日です。

そして昨日(9/4)がクサズ、今日(9/5)がクオズの日とのことで。

昨日も何かしたかったんですがちょっと出来なかったので、今日こそは!と日曜朝から勇んで"친구"の翻訳を始めたのですが…掘れば掘るほどザクザク出てくるエモ要素。

ナムさんの"7"ビハインドや2020年Festaのユニットインタビュー、本人たちそれぞれのV LIVEで語ったマンドゥ事件の話と、調べられる範囲で視聴しましたが、自分も男の子に生まれ直してこんな親友に出会いたかったと本気で思いました。

ソウルメイトと呼べる誰かになんて、一生かかってもそう簡単には出会えないもの。自分にも相手にもそれ相応の覚悟が必要だし、途中でどちらかが諦めても、どちらかが重たくなりすぎても成り立たない。本当にお互いがお互いを思う気持ちが確かじゃないとこんな素敵な曲は生まれないですよね。

ジミンちゃんが作った曲がアルバムに収録されることになり、テーマも決まったところで歌詞の制作を頼まれたナムさんが「僕はどうしても書けなかった。なぜならこれはすごく家族の話なので」とV LIVEで振り返っていますが、恥ずかしくて鳥肌が立ったとまで言っていて、ああこの人は本当にお兄ちゃんなんだな、家族なんだなとほっこりしました。

■「MAP OF THE SOUL : 7」のナムさんによるレビュー動画
(01:16:16~が該当箇所)

マンドゥ事件の話は確実に必修科目のひとつですねわかります。
最終的にこの事件から名曲が2曲も生まれたという話も伝説的。

■2020Festa テテとジミンのインタビュー

■テテの言い分(13:41~)

■ジミンの言い分(30:55~)

上記動画15:45~の部分では、楽曲の原型を制作したジミンちゃんによる、作品完成までの振り返りが語られています。)

歌詞の中で好きなところはたくさんあるのですが、

난 달에서 넌 별에서
(僕は月から 君は星から)

https://m.bugs.co.kr/track/5863193

このくだりから「Hello my alien(やあ、僕のエイリアン)」という言葉に繋がる世界観が好きです。

お互い故郷(地方)から輝かしい別世界(ソウル)にやってきて、それぞれの言葉でやりとりをするけど(方言があったりして?)何を言っているのか理解したくてもはじめは難しかった。

という流れがあったのかな、と想像しました。出会った頃の様子がものすごくかわいらしく表現されていると思います。

わからない、でも知りたい。わかりたい。
そういう未知なるものにどうしようもなく惹かれて心をくすぐられる気持ちを、まるで宇宙人に興味を抱くように「ミステリー」としているのも面白いです。

他で言うと小指の話とか(笑)…確かにこれはナムさんには入り込めない世界だわなと頷きました。

「7つの夏と冬」という "We Are Bulletproof : the Eternal" の「7つの冬と春」にリンクした表現も好き。

テテがジミンを呼ぶところでは、きっと放課後になった瞬間にジミンのところに駆けて来たテテが毎日のように「今日どうする?アレする?コレする?」みたいな話をしにきてたのかな…と想像してみたり。

「明日はケンカしないようにしよう」なんて、相手が好きすぎて一周しちゃった人にしか思いつかないセリフですし。


あと、曲自体がめちゃくちゃ好き。
歌詞の内容を把握する前からマイレコメンドソングでしたけど、これでまたひとつ曲を聴く楽しみが増えました。


今日一日、クオズの日にクオズに想いを馳せる、とても有意義な時間でした。

さー来週もがんばろ。


最後まで読んで下さりありがとうございました。


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