オジサンに囲まれる生活
私は自分の感情を言語化することが苦手。
なので今回は、言語化する練習第一弾として自分の"嫌だと感じること"を 書いてみようと思う。
嫌なことが羅列されるので気分のいいnoteではないと思います。ご了承ください。
今回の登場人物は上司Aさんと協力会社のGさんである。
Case.1 教えていないことで怒らないで
社会人1年目。未だに知らないことは沢山ある。
それを、「え?ここに書いてあるじゃん」と言う理由でAさんは当たり前でしょと言う顔をしてくる。
それを教えてほしいのである。
どこに何が書いてあって、自分のやるべきことは何を見ればわかるのか
(現場のことは基本的には文章化されておらず、見るものもないことの方が多いのだが)
わからないことを質問すると、書いてあるのに知らないの?と言う。
そこに書いてあることを知る機会があれば良いのだが、事務所にある資料を隅々まで見るような時間は仕事中にはない。
答えを教えてくれなくてもいい、というかむしろどうしたらその情報を得ることができるのかを勉強させて欲しい。
Case.2 自分で仕事を抱えて爆発しないで
Aさんは自他ともに認めるせっかちである。(というか、せっかちであることを物凄くアピールしてくる。)
せっかちであることは一向に構わないのだが、私たちに任せた仕事を勝手に進めてしまうのである。あまりに遅いならわかるが、(というか期限を伝えてほしい)そういうわけではない。
それを見て私は「あ、やってくれてるならいいや」とその仕事を辞めた。
後日「え、なんでやってないの?」と言われたのである。
確かに自分の仕事を放棄した私は良くなかったし、その場で自分の仕事の責任範囲を確認するべきであった。
でも、無駄が嫌いな私は2重で同じ仕事をしたくないからこそ、勝手に仕事を取らないで欲しかったし、間に合わなそうなのであれば、声をかけて欲しかった。
また、Aさんは自分で仕事を抱えてキャパオーバーになると「どうして手伝わないんだ」と怒る。
私は、じゃあもっと仕事を振ってくれ、と思う。
何を手伝って欲しいのかわからないからこそ手も足も出せず、うろうろしている間にキャパって怒りとして出てしまったように思う。
もっと自分が仕事ができるようになれば、するべきことがわかるようになるのかもしれないけど、1年目の私にはわからなことばかりである。せめて何をして欲しいのかを伝えて欲しい。
Case.3 仕事仲間を下心で見ないで
Gさんは、私が現場に配属されてから半年間ずっと一緒に仕事をしてきた職人さんである。
最近は建築の工事待ちでたまに来てもらうくらいなのだが、そのための連絡をLINEで時々する。
その時に、度々「まだ仕事終わらないの?」とか、「連絡きて照れちゃった」という連絡がくる。私が現場にいる日じゃないと行かない(意訳)、と言われた時は、怖いとさえ思った。
仕事のできる人だからこそ、ショックだった。
今後も一緒に仕事をしたいと思っているのに、そういう目で見られていると思うと他の仕事も頼みづらいな、と感じでしまう。
期待されても困るというか、ワンチャンあるんじゃね?と思われているのではないかという無駄な被害妄想をしてしまうからだ。
現場に女の人がいてくれた方が盛り上がるし、仕事もみんな一生懸命やるから嬉しいと上司に言われたことがあるが、それはそれでいいのだけれど、やる気を出す程度に留めておいてほしい。
あと、「女の子だから」理論もついでにやめて欲しい。
「女の子だから」仕事が丁寧でいいね
「女の子だから」細かい作業が得意なんだね
「女の子だから」優秀だね
・・・?
女かどうかは関係なく人として評価して欲しいのに、まるで当たり前かのように振る舞われる。
逆に、できないと「女なのに」と勝手に落胆される。
建設業界ではまだまだ女性が働く環境は整っていないのかもしれない。
しかし、整うのを待っていることはできない。勝手には改善しないから。
Case.4 人格否定しないで
自分では私らしさの一つに「おしゃべり」であることが入っていると思う。
誰かとお話しすることが好きだし、噂話も大好きである。
職人さんと次の現場の話になった時に、「もしかしたら〇〇さんと一緒かもしれないです」という会話をAさんに聞かれてしまった。
そしたら、「そういう話をしてはいけない、そういうことを話してしまうところがだめ」と吐き捨てられた。
会社として、秘密にしておきたい情報だったらしい。
それでも、自分らしさを否定する言い方が悲しかったし、悔しかった。
※ちなみに、別の上司(かなり上の役職)も話していたのを聞いた時はなおさら怒られた意味がわからなすぎて爆発するかと思った。
また、自分で考えて行動するとかなりの高確率でそれはやらなくていい、と否定される。
例えば、建築の人が鍵がなくて困っているときに貸そうとしたら、「建築の言うことなんて聞かなくていいから」だと。
確かに現場でのある程度の正解はあるのかもしれないけれど、私は困っている人を困ったままにすることはできないし、自分にできることがあるのであれば助けてあげたい。
指示を仰げば自分で考えろ、と言われ、考えたとしても否定されるのは理解に苦しむ。(昔はそうだったから理論をここにも持ち出された時は本当に頭の中が?でいっぱいになった。)
自分で考えたことを否定されると、私である意味がないなと思ってしまうし、ここで出せる自分の価値を見失いそうでしんどい。
総括
結果的に、コミュニケーション不足が顕著だなぁと思う。
結局、自分はこう考えているよ、どう思っているんですか?という会話がほぼゼロのために起こっていることなのだ。
ただ、上司とそういう話をするのは中々勇気がいる。相手はそのコミュニケーションを求めていない可能性を考えてしまうから。
でも、一歩踏み出してみようかなと思えた。
また、こう見ると「相手にこうしてほしい」と思ってばかりだな、と客観的に感じた。
人を変えることはよっぽどのほどがないと変えることはできないことを知っているからこそ、それに対する自分の対応の仕方や、マインド面を変えるしかないとわかっている。
その上で、「嫌だ」と感じることは止められないからこそ、自分の考えを整理することが今回できてよかったと思う。
向き合い続けなければならない自分の気持ちに素直になれるように、今後も定期的に気持ちを素直に綴っていきたい。
P.S.
オジサンになると、自分の感情を我慢する神経だかホルモンだかが少なくなるらしい。
だから、私は「あーーオジサンだからしょーがないね」と思っている。