【1日目】原点
今日、久しぶりに、小学2年生からお世話になったバレーボールチームに顔を出しにいってきました。
扉を開ければ当時と変わらない景色。
あの時と変わらずに監督が教えていた。
変わらないこの景色が、あの時の私を思い出させてくれた。
原点
人一倍、できるようになるまで時間がかかる私に、できるようになるまでやればできるってことを教えてくれた場所。勝負の世界の厳しさも、バレーボールの楽しさも教えてくれた場所。
できない自分が悔しくて泣いて、でも、それ以上に楽しくってうれしくって笑ったこの場所でバレーボールをしていた時が、いちばん楽しかった。そう言える場所。
だから、気づけば、卒団してからも、
うまくいかなくなった時、バレーボールが心の底から楽しめなくなった時、足を運ぶようになっていた。
向き合えなかったこと
部長になってからの8カ月、バレーボールと向き合うことができなかった。いや、向き合うことから目を背け続けてきた。いろんな言い訳をして。
となりには、バレーボールと本気で向き合おうとしてくれるあなたが、一緒にバレーをしたいと伝えてくれるあなたがいるのに、その想いを受けとろうとすら、自分が変わろうとすらしなかった。
めっちゃダサかったと思う。
向き合おうとしてくれていたあなたに、伝えてくれたあなたに、あやまっても謝り切れない。
それでもやっぱりバレーが好き
それでも、今日、原点と言える場所に行きたいと思った。純粋にバレーボールがしたくなった。
やっと。
久しぶりにまわりを気にせず、ちびっ子と一緒になって、ただただボールを落としたくなくて必死になってボールを追いかけた2時間。
ただただ、楽しかった。
うまいとかそういうんじゃなくて、そんなもんどっかに吹き飛ばして、夢中になって、必死になれるこの瞬間がやっぱり好き。
"バレーボールがしたい"
そう言える私にやっと会えた。
あなたに伝えたいこと
体育館に行けば、"待ってました!"と言わんばかりに輝かせくれた顔があったことが当たり前なんかじゃなかったと思わされている今。
向き合うことをしようとしなくてごめなさい。
それでも、こんな私のとなりに居続けてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。
このありがとうもごめんなさいも、今言葉として伝えたいこと。でも、それだけじゃなくて、これから私の背中で伝えたいこと。置いていきたいこと。
だから、体育館で会う時は、私のとなりに居続けてくれたあなたと最高の顔で、バレーボールがしたいです。
そして、試合がおわるその瞬間まで、誰よりも楽しんで、全力で追いかけます。その時、私のとなりにいてくれるのがあなたであってほしい。
見ていてほしい背中
7月、負ければ最後の大会がまっている。
私の大切な人たちに、"私にとって最後になるかもしれない試合を見に来てほしい"そう伝えている。それを伝えると同時に宣言もしてきた。
この宣言は、私の中で、忘れてたとしとも、思い出して握り返せるものになってくれそう。
だから、ここでも宣言します。
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