またまたバッティングセンターに行ってきました

 前回の記事「バッティングセンターに行ってきました」の後、2度、練習場に行ってきました。

 初回から数えて2回目の練習では見事にビギナーズラックの魔法が解け去り、2回に1回当たるかどうかのていたらく……。ホームベース上で悠長にガックリうなだれてるわけにもいかず(危険球の的になる!)、淡々と投げてくる機械ピッチャーに合わせて淡々とスカ振りを重ねる。なかなかに無様ブザマな気分でした。
 初心者なんだからそんなものよ、の楽観と、そうは言っても悔しい、の未練うずまく中で思ったのは、やっぱり私には基本が欠けている、基本練習が必要なのだ!という今更ながらの気付きで、次回はティーバッティングというのか、置き球打ちを練習しよう、と決意しました。

 で、3回目の練習。置き球打ちコーナーに入ってすぐに気付いたことは、置き球台が壊れていて、高さ調節ができない……。ガタンと落ち切ったいちばん低い位置に、強制的に固定。ええんかな、これで……。たぶんアカンと思うけど、スタッフさんに相談するのも面倒で、まあ、いいや。打ち始める。
 打ち始めて気付いたことは、台が邪魔という根本的な問題で、バットを下に突っ込んだら台に衝突するし、台を避けようと気遣うと、ボールの上をへなちょこにかすめる。出来ん奴ほど理屈をこねる、と、どこかからお叱りを受けそうだけど、考えてみると、上から振り下ろしたバットがボールの芯を捉えたとすると、そのバットの軌道はいくらか台に突っ込むはずで、それを避けようと振ったのでは良いフォームにならんのではないかしら、の疑念が湧く(←だから台の高さを調節するのか!と、これを書いているいま気付きました。だいぶ遅い)。
 モヤモヤしつつも、もうお金は払っちゃったし、カゴ一杯分の球打ちはこなし、こなしながら悟ったのは、これは幼き日の落合博満少年がしていたごとく、天井から紙球を吊るしてそれを打つのが正解なのかも……でした。

 置き球打ちで50球弱。この時点で既に、〈1回2セット40球が上限〉の整体屋の掟を破っていますが、このまま帰るのもモヤモヤを引きずる。1セットだけしてみるか、と、筋肉休憩が済んだ頃合を見計らって、バッティングコーナーに入る。お試し気分で110km。1球飛んできたときに思い知りましたが速すぎて怖い。あわわわと思いながら2、3球見送って目を馴らし、そこからは1、2球に1回、ぺちっと当たるかどうか。当てた内、3球に1球くらいは前に飛んでいきますが、それ以外は私の界隈で跳ねるので、軟球とはいえ怖い。外せば外したで・カスったらカスったでワタワタしながら1セットを終えました。

 と、まあ、そんな感じの練習でしたが、とりあえず3回行ってみての結論は、今後も続けるのなら、初回にスタッフさんが勧めてくださったとおり、まずは90kmでの練習をくり返す。球速をうろうろ変えない。
 でもその前に基礎練習を、と思うなら、太極拳式の〈ゆっくり素振り〉をみっちり近所のその辺で練習してフォームをある程度固めるか、天井から吊るした紙球を打ってフォームを固めるか、そこからかな、と思いました。

 フォームが固まる=自分なりの筋肉の連鎖形式が確立される、ということでしょうが、まずは私なりのフォームが固まらないことにはそこからの改善・工夫は考えられません。行き当たりばったり・出たとこ勝負で当てにいくのも遊びでするには楽しいけれど、整体屋の勉強にはたぶんならない。たぶん。

 今回帰宅後の施術では、右足首からすねにかけてのねじれが弛められました。なるほど、これで右足に体重が載せやすくなるのだな。置き球50球弱+110km20球分、右足体重で構えたことで表面化した問題でした。

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