投球動作の勉強、一区切り。

 キム・ヒョンさんの記事のおかげで、投手の肘のケガ、トミー・ジョン手術と股関節のケガとの関連性を考察している研究者があることを知りました。紹介されている英語論文のほうは未読ですが、そのうち、辞書を引き引きチャレンジしようかな、と思っています。

 個人的には、肘のケガと股関節のケガ、共通の原因になりそうなのは足首・膝のケガでないかと想像しますので、そちらとの関連の有無が知りたい。足首・膝に古いケガ歴があって、それをしっかり施術して立て直したらフォームが変わって、肘・股関節の負担が減った――みたいな結果が出せればわかりやすいしオモシロいだろうな、と想像します。まあでも、施術はともかく、どなたか、ケガ歴の有無だけでも調べてくれないかしら……淡い期待を抱きます。
 中国医学は調べていませんが西洋医学はあまりケガ歴に注目しない印象があります。ずいぶんむかしに骨折の勉強をしたときも、〈今回の骨折は対象者の全身において何回目の骨折か〉〈それ以外にどんなケガをしてきたか〉みたいなデータが書かれた論文に出合いませんでした。私的には、1回目の骨折と2回目の骨折とで経過に差は出て当然と思うし、大事な情報だと思うので、無性に気になったことを憶えています。

 話を戻すと、幼少期に足首を捻挫したことがあるせいで、思う位置に前側の足が踏み出せない⇒その結果、〈A〉股関節には妙な負担が掛かり、また、〈B〉腕の筋肉的支持は甘くなる、みたいなことが起こってやしないかな、と想像します。そうであるなら、〈A〉の結果が股関節のケガにつながり、〈B〉の結果が肘のケガにつながる、は起こりうると考えられます。まあもちろん、個人差はいろいろあるでしょうけど、整体するなら私はまずその辺りから疑います。ちなみに、股関節に問題はなく・肘関節には問題のある人の場合は、別の因果関係を想像して探ることになります。この探索が愉しい。


 佐々木投手のケガに始まり、ここ数週間はたまたま、ちょっと集中的に投球動作の勉強をしました。そうすると、ダメ押しに、実際の投球風景を見学したくなりました。ずいぶん以前にも一度、動作分析を勉強したくて野球選手の練習風景を見学しにしばらく通ったことがありましたが、そのときは、動作全般をぼんやり眺めるのが目的でした。それが今回は、投球動作に的を絞って見学したい!と思っています。
 当時、公開練習に通って見学させてもらっていたチームはいまは本拠地を移されたか・もう活動されていないかだったと記憶しますので、少々遠征する必要がありそうです。ということは、そうちょいちょいは行けないはずなので、気合を入れてじっくり、ぼんやり眺めてこようと思います。でも投球練習なんて見せてくれるのでしょうか……極秘練習かもしれません……まあ、でも行かないことにはわかりませんので、出たとこ勝負で行ってみます。


☆☆佐々木投手復帰かも、の記事をネットで見ました。めでたいことです。フォームの様子をチェックせねば!と思います。

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