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普通に暮らすのも神経使う

今日、というか昨日は連休最終日ということもあり、朝からラフを描いたり、アイデアを練ったり、表現方法を調べたり、勉強したり、なんやかんやしていたら、日が暮れて、日付も変わって、また朝を迎えたので、慌ててnoteを書いている。

この4日間、それなりに時間をかけていたが、のんびりまったりしていたせいで、思っていたより作業が進まなかったので、明日からは気を引き締めて進めていきたい。

学生の時や、仕事の時は、締切があるからなんとか間に合うようにしなければと思うが、ひとりで制作していると締切を決めるのも自分なので、いつまでもだらだらと進めてしまいがちだ。気をつけよう。


また、せっかく、いちから個展をやるので、制作過程を載せていきたいなと思っているのだけど、そういうことを発信している人があまりいないので、載せない方がいいのかなとも思う。

絵をどう見るか決めるのは私ではないのに、視野を狭めてしまうのではないかなとか。いやいや、そんな解釈に多様性のある絵はまだ私には描けないんだから別にいいんじゃないかとか。途中で気が変わって、方針をぐにゃりとねじ曲げることになったらどうしようかなとか。まだ少し検討中…


話は冒頭に戻り、私は夢中になっていると時間を忘れてしまいがちである。
それによってやらかしてしまったことを思い出したので、戒めとして書いておこうと思う。

大学生の時、大学から自転車で15分ほどのところに部屋を借りていた。
大学は神奈川県相模原市にキャンパスがあったので、「なんで実家が県内なのに、一人暮らしするの?」とよく聞かれたが、片道2時間半もかかるからである。

そんなわけで、一人暮らしを満喫していた。
私は手の込んだ料理を作るのが好きなので、「一日3食、自分が好きなものを作っていいだなんて、幸せすぎる」と思っていた。

しかし、だんだん制作にかける時間が多くなって、食事にかける時間がどんどん減っていき、一日一食、深夜の2時に思い出したように食べるという日が連日続いていた。

ある日、パスタを茹でようと、大きな鍋にたくさん水を張って、「沸騰するまで時間が掛かるから、その間に作業を進めちゃえ」と鍋を火に掛けたまま、デスクに戻った。

遠くの方でアラームが鳴っているな、と思って、ハッとした。
部屋の中で煙が管を巻いていたのだ。

慌ててキッチンへ行くと、鍋の水は干からびて鍋底が焦げていた。
急いでコンロの火を消して、それで火災報知機が止まるかと思いきや、鳴り止まず、パニックになっていた。

火災報知器をよく見ると、「止」と書かれたボタンがついていたので、近くにあったクイックルワイパーの棒を伸ばして、ボタンを押したところでようやくアラームが止まったのだった。

かなり長いこと火災報知器が鳴っていたはずだが、消防車がくることもなく、近隣の住民が訪ねてくることもなく、とりあえずことなきを得た。

後日、私の部屋の真下に住む子にそのことを話したが、火災報知器の音は聞こえなかったらしいので、「もし本当に火事になっていても、気づかれないじゃないか」と肝を冷やした。

のだが、私はその部屋に住んでいた2年間で、同じことを5回くらいやらかしたので、いつか自分の不注意で自分を殺してしまうような気がしているのだ。

気をつけないとね。


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