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お客様は技術よりも〇〇を求めている

約数年、他店に行かれてたお客様がいる

そのお客様とは出会って約15年になる

ありがたい事に先月からまた来てくださるようになった。

お客様が、
「本当はずっと来たかったんです。ただ中々タイミングが合わず近所の美容室で揃えるだけにしてました」と先月来てくださった時に言ってくださった。

今月来て下さった時は、
「やっぱり違うわぁ〜分かってくれてる!!有難うございます」と言って下さった。

私は美容師という仕事は、技術は勿論大事だと思ってる。

お客様の頭の中にあるイメージを形にする。

お客様に似合わせる。

お客様の悩みを解決する。

このように技術はとても大切

ただ、それ以上に大切にしてるものがある。

「接客」

お客様がお店に入ってきた時から退店されるまでの時間(空間、距離、言葉、沢山ある)

その時間を「ただカットしてもらってる」と思って過ごすか、
それとも「なんか居心地よかった」と思って過ごして頂くか。

今月来て下さった時に、私が、
「こうやってまた来て下さってカットさせてもらえてる事、すごく幸せに感じます」とカット中にポロッと言ってしまった。

何気ない一言、本音の一言

何か裏がある一言でもない。

ただ、お客様はそれを覚えて下さってる


大きな感動を生むのは中々難しいけど、
こうやってお客様の心の中に少しでも残ってくれる事がすごく嬉しい

小さな感動を積み重ねて印象に残す


約55万人いると言われてる美容師

その中でどう生き残っていくか

5年後、私は47歳になる

大阪の中心部で生き残れる為にはどうしたらいいか

技術の向上は勿論だけど、
それ以外の大切な部分を私は大切にしたい。

【あなたは髪の毛を見てますか?】
【それともお客様を見てますか?】

ではまた〜


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