イスラエル日記Day79「目に見えない何かを信じたり感じたり」
とっても久しぶりになんてことないイスラエル日記を書く。
個人的に書いているものだし、これを読んでくれている誰かを意識的に想像したことはなかったけれどやっぱり書く以上、誰かに向けて書いている部分があると思う。誰かというのは自分も入るのだと、「寂しい夜はペンを持て」という本を読んでハッとした。
さて書きます。
7.9.2023
今日は少し早めのデボーション。
デボーションというのは、みんなで集まってお祈りしたり聖書読んだりする時間のこと。
母親もクリスチャンで、小さい頃から親しんできている宗教ですが、みんなの本気の祈りとか毎日聖書を読むこととかまだわたしにはいまいちよくわからなくて。
圧倒的な誰か(ここだと神様)に身を委ねて生きるってことは、自分の未熟さを認めたり、驕り高ぶっている自分を手放すことだなと思うと簡単なことではないですね。
神様を信じてないかって言われると信じてないわけではないんだけど。まだ自分でもよくわからない。エルサレムにきたらわかるかなって思ったけど簡単にわかるものではないね。
朝ごはんはバゲッドのトーストにプリップリのブドウ。
イスラエルにきて、美味しいブドウを見つけることができるようになった。ブドウはわかりやすいね、比較的。
見た瞬間に弾けんばかり、一粒一粒が輝いて見える。
フルーツマスターになるべく、美味しいフルーツを見抜く眼を養いたいです。
午前中はシャバットの挨拶でよしえさんと一緒にお友だちの家を訪ねた。
途中お花を買う。シャバットになると、歩道に現れるお花屋さん。とっても美しいのですが、チラホラ明らかに人工的に色を入れたよなというお花も。水の中に色を入れて吸わせたのでしょう。そんなことせんでよい。
今日は、日本語ペラペラ旅行大好きマアヤさんが私たちの住むセンターに来てくれるので赤いバラを買った。マアヤさんにぴったりの情熱的な赤。
わたしがお金を出そうとしたら、よしえさんがすでに払ってくれていた。わたしからの贈り物だから払いたかったけど、ここでいろいろ言ってもどうにもならないとわかっている。
「じゃあ、よしえさん(お金を払ってくれた)とわたし(お花を贈りたい気持ち)からってことにしたらいいね」と言ったら笑っていた。
そんなこんなで、他にもいろいろと
携帯のデータ追加しに行ったり、市場に行こうとしたけど駐車するところがなかったりと
やったりやらなかったりな午前中。
今はお昼ごはんを作るため、キッチンが空くのを待っております。現在イングリットさんがシャバットミールを作り中なのです。2人で一つのキッチンを使うにはちょっと狭すぎる。
まだ今日という日は半分しか終わっていない。
ゲーテの対話を読もうと思う。
そういえばイスラエルにきたばかりの時に日本語の本を読む気が全く起きなかった謎の病はおさまりました。がしかし、やっぱり日本語は日本で読む方がなんだろう、しっくりする感じがある。空気が本と合っている感じがする。
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