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発展途上人学_第3回

今回の講義は「伝える」。

「伝える」重要なポイント

名前の付け方
相手のことを考える

これに尽きる。


人は名称や表現によって興味や理解が変わってくる。「何だろう」と思われる文言が人に興味を持たせ、引き付け、読んだり買ったりしてくれるというわけである。

その中で相手のことを考えることが大変重要である。要は見たくなる、読んだらよさそうと思わせることで初めて手に取られる。

それが組み合わさって初めて「伝わる」のである。


この話の時にキャスティングのコツの話もなされた。

例えば芸能人をその映画にキャスティングしたいというときに、その人がよい映画・興味を持つ映画でなければならない。しかし、それだけではだめで、相手に得があることも必要である。その際3つのポイントがある。

①お金による得
②この企画によるその芸能人の得
③この人に頼まれたら断れない人を動かす

また、例えば東大でのイベントの場合、来る人の属性とかまた有料・無料で来る人の属性とか変わる。いつもやっている、と考えて同じ方法に固執せず、最大化を目指すためにユーザーにどのように伝えたほうがいいかを考える必要がある。

そうだよね、という内容と思うが、改めてそれを生かすためにどうするかを考えたい。


本を書きたいならまず書き始めればいい。

今回心に残ったコメントの一つ。ネタが無くて全く進まない、そんなことがずっと続いているが、それでも何かなんでもいいから書き始めてみる、それが結局、形を作ることに繋がる、という話は本当にそうだなと思う。企画を考えて、結局企画が思いつかないのだが、だが、企画をすることを考えているだけでなくて具体的に動くことで進む、ということである。凡人がいきなり成功したいと考えてしまっていたなと改めて思ってしまった。

発信すると叶うが少しずれて叶う

心に残ったもう一つのコメント。自分もそうだが発信は苦手である。みんなに宣誓して何かをやるようなタイプではないのでしてこなかったが、発信することで目についたときにその案件を紹介してくれたり誘ってくれたりすることがある。発信したほうが得、まさにそうだなと思う。ただ、なぜか少しずれるとのこと。似たようなことだけど、あいつ興味あるかな、という視点で話されるからかもしれない。


その他気になる内容

パブリックとオリジナル、どちらかのものが多い

パブリックはすなわち”共感”を得ることにも関連する。オリジナルなものでもそれが共感を得られないと広がらない。当たり前のことである。ただ、共感を得てもオリジナルなものでないと他商品と差別化されず、結果埋もれる。

誰が言っているかが重要

デブに痩せたほうがいい、って言われたくない。これは第1回の「マジック」にも繋がるところがある。その演出が効いている人だから伝わりやすいということである。

自分がどのような人間として見られたいか、と他人の視点は異なる。

これはサービスにも言えることで、「うちのサービスは●●社とは違うんです。」という説明を受けても相手にとってのポイントや差別化要因となるかというところ、相手のことを考えていない自社目線の話のことが多々ある。自分で見せたい姿と相手に見えている姿は客観的に考える思考が必要である。チューニングしないとパブリック性が欠けてしまう。

努力をチラ見せする

全く見せないとわからない、キーとなる人には何となくそれを軽く見せておくと交渉とかうまくいきやすいとという話。

Twitterをやったほうがいい。

フォロワーがいればそれが潜在顧客になる。また、発信することで文章の構成を考えたり、ファン獲得のために興味があることを書いたり、その効果測定もできる。無料でできていいことづくめ。半年くらい続けてみたほうがいい。

ちなみにYouTuberも100回毎日更新できたら成功する可能性があるとのこと。観客0から毎日100回は精神力もそうだし、それを続けれられるようなインセンティブ(登録者数増)があるはずだから、ということ。

リアルは組織のほうが信頼があり、ネットは個人のほうが信頼がある

ネットだと本名でやると偽名やペンネームなどよりその人の発言は力を持つことが多々ある。一方でリアルは組織にいることが信頼の証。


まとめ

「伝える」という講義で結局は相手のことを考え、伝わるように意識をし、伝える必要がある、ということであることからと考えた。次回は「継続」。角田氏がどのように生活(継続)し、思っていること・考えていることのビジネス化を「継続」する方法を学ぶ。

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