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1mmのお手伝い

こんにちは。読んでいただきありがとうございます。
高知で私立学校教員をしたり、教育系コミュニティ ”Tosa Educator's Guild"の管理をしている、会いに行けるセンセイ「のざたん」です。

1学期も終わりまして、新しい勤務校にも慣れようと思いながら、わからないことは多いと感じています。

それでも、慣れないままではありますが、ちょっとしたお手伝いができたと感じたことについて紹介いたします。

ちょっとした情報から

勤務校には軽音部がありまして、バンド活動している生徒たちがおります。で、地元ではちょっと有名になっている生徒たちがいるそうで、4月にCDを発売しようとしていたそうです。

新型コロナの影響で、発売は延期になり、ライブの機会も逸し、どうしたものかと困っていると、顧問の先生から情報をもらっていました。

つながりは偶然に

一方で、高知県の学生向けの『アイデアコンテスト』(高知家地方創生アイデアコンテスト2020)の委託を受けているイベント会社の知り合いから「説明に行きたいんですが」という連絡をもらいまして、ぜひぜひいらしてください。と返事をしていました。

そのとき、ふと思い出したわけです。「あ、軽音部!」と。

来校されるときに、ちょっとだけ話を聞いてもらえませんか?と投げかけたところ、「いいですよー」と快い返事をくださいまして、場をセッティング。といっても、ご案内しただけですが。

発散するアイデア

ご案内したら、そのバンドの生徒たちと、ボクの知り合いとの間で少々話がされていて、アイデアが湧いてきているようで。すると、「7月に高知の中央公園でイベントをしようという企画が上がっているから、そこで演奏できるか相談してみる」と、なんとも素敵な回答が。

「まだ、どうなるかわかんないんだけど」と言いながら、いろいろと考えている様子で、音楽のことも、イベントのことも、ボクにはなーんもわかんないですけど、なにやら前向きな予感だけは理解しました。

チャンスは突然に

2週間ぐらいしてからでしょうか。先方から電話がありまして、「子ども市を行うことにしたんだけど、テーマ曲を彼らに作ってもらって、オープニングで演奏してもらうってのはどうでしょう?」と。

完全に素人ですが、面白いことは嗅ぎ分けますので、「いいですね!」と。で、顧問の先生に連絡。即座に取り掛かろう!と。

ボクは、よくわかんないですけど、情報の橋渡しをさせてもらいながら、ちょっとおもしろくなってきたなとワクワクさせてもらいました。

きっかけで動き始める

生徒たちは、期末試験前ではあったんですが、楽しいものを得たので、楽しく制作活動していたようでした。そこで、アイデアも沸いてきたのでしょう。この機会にCDも発売だという流れを作り、高知県内のTUTAYAさんで子ども市と同じ日に発売をする計画に。

更には、地元新聞さんにも取り上げられ、大きめの記事になり、なんだか盛り上がりを見せつつあります。

ちょっとだけの行動で

ボクが何かをしたわけではないんですが、ちょっとだけキッカケをつくれたのかもしれないと感じてます。バンドの生徒たちの取り組んでいる様子を顧問の先生から聞いたり、イベントに関わる人たちのやり取りに連絡係として混ぜてもらって、自分の学ぶ機会が増えたことにとても感謝しているところです。

懸念しているのは、予定されている「夏の子ども市」の24日の予報が『雨』。しかも、結構な大雨かもしれないと。。。

何かができるわけではないですし、天気を変えることもできないのですが、こうして発信することで、こんなにキラキラと輝いている子どもと大人たちの活動が、少しでも多くの人に、県外の人たちにも届けばと思い、紹介しているところです。

ボクのちょっとした『書く』ということで、何かが変われば幸いです。変わらなくても、書かないよりマシなんで。少しでも多くの人に届きますように。


いただいたサポートは、誰でも教員と会って話せる『会いに行けるセンセイ』の活動に利用させていただきます。