Googleのツールを使って、遠隔授業をどうしてるの?
どうも、Google認定教育者レベル2の「のざたん」です。言ってみたかっただけです。
勤務校での授業実践について、ちょっとだけご紹介いたします。授業の内容というよりは、授業時間のフレームについてです。
全国的に休校となっている学校現場です。勤務校では、生徒全員がタブレットを持っているため、オンラインでの授業実践が可能となっています。ライブで授業動画配信してるものもあれば、課題を配信して、各自が取り組むスタンスのものもありますね。
Google Classroomは必須かな
ボクの知る限りは、ほぼどの教科・クラスも教科単位やクラスごとにGoogleクラスルームを活用しています。クラスルームってなに?という先生・保護者の方は、どこがくさんの「はじめてのGoogle Classroom」の再生リストを見ていただければ、どのようなことが先生・生徒側で行われるのかがわかりやすいです。
ボクも担当授業の時間になったら、これを使って、授業の資料と課題を配信するように予約投稿しています。
出席のようなもの
課題配信だけだったら、授業を受けているかわかんないじゃないか?!と言われてしまいそうですが、ボクは授業の最初に、Googleフォームで「チェックイン」をしてもらっています。(ご自由にお試しください)
なまえ・クラス、出席番号などを入力してもらって、いまの気分を聞いています。リアルタイムで入力されていくので、授業時間になったら、スプレッドシートを開いて眺めています。(閲覧可能にしています)
スプレッドシートにはタイムスタンプが記録されていくので、どの生徒がいつ入力したのがわかります。オンライン会議アプリの zoom や Google Meetで顔の確認をしなくても、生徒が入力したことで、参加しているということがリアルタイムでわかります。忘れる生徒もいますけど、9割程度は入力しています。
チェックインのしくみについて解説もしてみました。
授業活動の記録
授業活動の記録を取らせてポートフォリオ作成をしていこうと、元々考えていたので、それもGoogleフォームで配信しています。これも入力時に、タイムスタンプが記録されるので。
授業のはじまり → チェックイン
授業のおわり → 授業活動の記録
その差分が取り組んでいた時間として算出できる
という形で、おおよそではありますが、各生徒の取り組み時間がわかるような形にしています。あくまで自己申告制ですけどね。
でも、だいたい何分ぐらいでとりくんでいたのかはデータで測定することができます。オンライン会議システムで顔の認識するのも1つの方法ではありますが、これも1つの確認方法になるんじゃないのかなーって考えて試しています。(これができたら、主体性を持って学ぶ姿勢が身につくんじゃないかという気もしているので)
授業の課題
これは10分程度の動画を作成して、今日するべきことの説明をしています。そして、Google Classroomで課題を配信して、提出されたものをチェックしていきます。動画が10分程度あるので、どのように取り組んでいるのかの予想はある程度できます。(もちろん、こちらの主観的な想像なので、決めつけるわけではないですけど)
授業中は?
Google ClassroomとGoogleMeetが連携しているので、授業時間中はMeetに参加して、生徒がオンライン上で質問にくるのを待っています。半分以上は待ちぼうけ時間だったりしますけどね。
操作がわからない・やりかたがわからない等のお困りごとで相談にきてますね。授業中に、教卓のところにいる先生に質問にくるイメージでやってます。オンラインで離れているので、丁寧に説明してもらわないと、こちらがわからないので「落ち着いて、何に困っているのかをゆっくり話して」というのを意識してます。生徒側は不安なんだろうから。
まだ、先生・生徒間でのやりとりしか発生させれていないので、生徒同士でのやり取りを誘発する仕組みはこれから考えていきたいですね。
どうしてこんなことを
これは、コロナ後もこのフォーマットで授業をし続ける予定だからです。チェックインも授業活動の記録も、休校だろうがなかろうが行う予定のシステムだったので、それがそのまま使えています。Meetは先生に質問しにいくイメージです。ボクは何も答えるわけではないので、質問を聞いて、「こーしたらいいんじゃない?」のアドバイスをしています。リアルでも同じようなスタンスなので、違和感ないようにしています。
休校が解除になっても、同じように進めることで、生徒が混乱することなく進めていけるんじゃないかと期待してるのが一番大きいのかもしれないです。「休校中でもできてたよね」って成功体験が生徒たちに少しでもあれば、彼らの成長のきっかけになるのではと。そんな想像をしながら行っています。
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