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靴下一足買うのに一週間費やした話

中敷きがずれてくるせいで外してしまった無印のスリッポンが、そろそろゴミと化してきたので、急場しのぎだけど靴を買いました。

studioCLIPの合皮のスリッポン。
1000円引きになってたから買ったわけじゃないんだからね!
サイドにスリット入ってて実はサイドゴアシューズなんです。
履きやすいし、中敷きがふわふわで歩きやすい。
しかし靴下が歩いている途中でずりずり下がりがち。
ただこれは、靴下がもう駄目になっている可能性が高い。

ところで黒のシューズにベーシックカラーの靴下。
これがまぁ、テンションが上がらない!
なんでかというと、冬の私は全体的に白、黒、ベージュ・・・・・・みたいな服しか着ていないからです。
(望まぬ制服化)

コンセプトは仮段階。
というか、ファッションビル歩いてたら、軸とするには頼りないな、と思ったのでたぶん保留→更新。
この辺はいつか偏愛マップをつくることで今の私の愛のありかをもっと明確にして、コンセプトをはっきりさせていきたい。
(が、時間がない。とにかくない。なんなら今こうやって記事を書いている時間すら無駄)
(1月10日と1月31日にそれぞれ小説新人賞の〆切がある人)
(1月16日〆切のはさすがに諦めた)

テンションを上げるためにも、私にはカラーが必要だ!
黒いスリッポンに合う、靴下がほしい。
仮コンセプトが「ジャニーズWESTになりたい」なので、彼ららしい靴下が。

ここでふと思い出しました。
私はミュージカル「テニスの王子様」に、大学生活後半をすべて捧げてきました。
東京公演だけでは飽き足らず、地方公演にも出没。夜行バスでの旅にすっかり慣れ、二週に一回遠征している九月・・・・・・みたいなこともありましたね。
1stシーズンのVS全国氷帝は、青学が4代目・5代目、氷帝がA・Bとダブルキャストになり、全組み合わせが見たくて唯一5Bをやる福島公演に行ったりも。
年に一回、アリーナ規模の会場で一堂に会するお祭りライブ、ドリームライブ(通称:ドリライ)は、首都圏会場はチケットが取れたら必ず行ってました。


私は立海が好きで、あと4代目の渡辺大輔さんの歌声に惹かれて手塚が大好きになり、青学も好きに。
そのため、一日目は青のシャツ(五月でかなり暑かったのに、長袖を無理矢理着ていった)に青のエクステ(っていうの?)、二日目は黄色のシャツ(こちらは半袖だった)に黄色のエクステ、みたいな格好で参加していました。

私の好きな色って、かなりジャンルや推しに左右されるんだなあ。
今は重岡くんが好きで好きで仕方なくて、赤を求めているけれど、本心ではどの色が好きなんだろうな。


黒じゃないことは確かだな。使い勝手がいいから着ているだけって感じがする。
「獣電戦隊キョウリュウジャー」で、キョウリュウブラックのイアン・ヨークランド(斉藤秀翼くん)が好きで好きで、和歌山行ったり初めて九州行ったりしたときすら、「黒が好き!」とはならなかったもんな。


と、色に対する自問自答を少しだけ深めたところで、靴下の話に戻ります。
物心ついたときからデブなので、好きな服ではなくて「着られる服」が第一条件に来ます。入れば買う、というね。

こうしてファッションと、そして自分の生き方と真面目に向き合おうとし始めても、やっぱり「デブだしな」で諦めることは多々あります。
97kg、6Lサイズ、ウェストサイズ96cm着てた大学入学時よりはマシだけど、やっぱりおしゃれな洋服屋さんに入るときは緊張する。
60kg切ってたときだって、普通サイズの店(ユニクロとかじゃないってことね)の可愛いパンツを履いてみようとして、試着したけどやっぱり入らなくて、「ああ、まだデブなんだな・・・・・・」ってなった。
そしてそれ以来、結局おしゃれな店に行って服を買わなくなり、ユニクロ・しまむら・GU・パシオス・・・・・・
見事にリバウンドの道を辿るのであった(完)。

けれど、靴下ならば!
靴下は、普通のレディースサイズだっ!
なんなら身長や体格の割に小さい小さいと、母親から言われ続けていたくらいだっ!

なので自問自答しながらの初めてのお買い物は、靴下に決定!
靴は必要に迫られての買い物なので、ノーカウンッ!

黒い靴に、重岡くんの赤! って感じのシンプルな赤い靴下を合わせたいな、と思って探すことにしました。

・赤(ワインレッドとかくすんだ色はやだ)
・無地
・編み模様やリブもなし

で、好みの靴下を探す一週間を過ごしました。

靴下といえば、靴下屋にチュチュアンナ、あとはなんか、雑貨店でよく売っているよね~。
ってことで、あれこれ見ました。
働いている書店がショッピングセンターの中にあり、ポイントカードも持っているので、できればこの中で探したいと調べたところ、なんと思っていたよりも多くの店で、靴下を売っていることに気づきました。

やっぱりね、情報って自分から能動的に調べないと集まってこないんですね。
あそこにもある! ここにもある!
地下から四階まで、チェックした店を全部回り、さらにすぐそこにある百貨店の靴下売り場も覗く。
ラコステのソックスの赤がいい感じだったけど、ワンポイントはやっぱりいらないな、と思ったのでパスしましたが。

そして選ばれた赤い靴下は・・・・・・


靴下屋のソックスでした!!!



「なんだよ結局靴下屋じゃねぇかよ」という声が聞こえてくる気がする。
でも、よく考えてください。

三足で○○円、で適当に選んだものではない。
自分で足を運んで、考えていた赤に一番しっくりくるものが、たまたま靴下屋のソックスだった。
ただそれだけのお話。

たかが靴下、されど靴下。
黒に挟まれた(パンツ、靴)赤を見ると、元気になります。
嬉しい、楽しい。
妥協じゃなくて吟味して買ったものは、たとえ小さなものでも自己肯定感が上がりますね。

あと二足くらい、ジャニーズWESTな靴下が欲しい。

「星の雨」を連想する、ダークブルーのラメソックス
(こっちは靴下屋にわりと近いのがあった)


「サムシング・ニュー」のハッピーウェディング感を思わせる、わすれな草色のソックス
(は、あるのかな?)


靴とパンツがシンプルだからこそ、靴下で遊ぶ余地があるんだな。
と、言いつつ絶対欲しいよ~、うわーん! ってなっているのは、DIANAの絵画シリーズ、ミュシャのチュール素材のスニーカーだったりするので、シンプルとは? ってなる。


この場合は逆に、靴が思いっきり遊んでいるから、靴下は白とかベージュとかがいいかな。
夏はたぶん、今年もユニクロのリネンのパンツを穿くので、足首が出ますね。
そこにちょっと癖のあるデザインの白の靴下と、ミュシャのスニーカー合わせたら可愛いんじゃないかな・・・・・・?


まぁ、靴が入るかどうかなんですけどねぇ・・・・・・
服はプラスサイズの人間なので、仕方がないと諦めている側面があるにせよ、普通サイズなのに入らない靴が世の中には多すぎるよね。

自問自答ガールズ御用達の伊勢丹の足の計測、私も行きたいですね。

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