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noteを再開した理由

自分は自己開示が苦手なタイプだ、と綴ったならきっと反論が飛んでくるだろう。

だってあなた
「ラジオはやるわ」
「漫画は描くわ」
「自分の漫画を映画化して出演してるわ」

こんなの目立ちたがり以外の何者でもないだろう。
今、こうしてnoteで文字を綴っていることだってそうだ。

しかし誤解を恐れず言うなら本当に苦手なのだ。

例えばラジオは「ラジオパーソナリティごっこをしてる自分」
漫画は「漫画家をしている自分」
映画出演は「役者ごっこをしてる自分」

という具合に、本来のむき出しの自分にもう一つ殻を被った状態で表に出ているだけなのだと思う。

殻の中身の自分といえば、
自分の好きなもの・考えている事・苦手なもの・お気に入りの場所・・・それぞれを大切な宝箱に入れて自分だけが偶に取り出してニヤニヤしたい。
それをとりわけ誰かに理解してもらわなくちゃとも思わないし、何なら独り占めしていたいタイプのオタクなのだ。

しかし、先日迎えた四十歳の誕生日を節目に少し考え方が変わってきた。
四十代は「人生に慣れてきて、その余裕で人生がより楽しくなる年代」だと聞いている。
わくわくするじゃないか。
そのわくわくする歳に自分が何を考えていたのか、というのを五十代で振り返る為に綴っていくのも悪くない、と思うのだ。

という訳で、このnoteでは己の殻の中身を少しずつだけ記していければと思う。
苦いか旨いかそもそも食するに値するのか、どうぞご賞味いただければ幸いである。


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