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障害児を持つかあちゃんたちは強いという偏見

これ、よくいわれます。障害児をもつかあちゃんたちは明るいとか強いとか。これ、めっちゃ偏見ですから。

あのね、障害児を持つかーちゃんたちだって千差万別です。健常児を持つかーちゃんたちだってみんなキラキラ輝いているわけではなく、髪の毛ボサボサ、すっぴんの疲れ果てているかーちゃんはいます。


私達、障害児を持つ親は、それが当たり前の育児、普通なんです。それで笑ったり、楽しんでいたりするだけで、強いとか明るいとか、いわれる。余計なお世話です。それって偏見があるからですよね。障害児を持っている家庭は大変っていう。最近、それを専門職の方に言われる機会があり、ものごっつ腹立ったので、意見いうてきました。

「これが当たり前、普通の育児ですから。私にとっては」と、でもはらわた煮えくりかえったので、その後、苦情処理の部署に電話して伝えておきました。それだけやなかったのですが、その後の言動でも問題があったので。

保護者の意見を尊重する、それができていない。ありえない現場でした。

経験不足なんだと思います。現場の人も。言われる機会がない、注意される機会がない。それは地域差がめっちゃでるのかなと最近思うことも多いです。まだまだ地方はインクルーシブは言葉だけ一人歩き状態です。

先日、医療的ケア児支援法案が可決されました。これが実際に現場に導入されるかは自治体の判断に委ねられるというか、声をどれだけ届けることができるのか。行政に。やはり地方はまづ、その声を上げる雰囲気ではないような気がします。

今の自治体に住んで半年ですが、最近、色々、地元でも活動をはじめて、すごく思うのは、“あんばい”です。人間関係のあんばいをちゃんとしないといけん、と結構、いろんなところで感じます。あまり気にしてはいないですが、今のところ。やっぱり、ここで住むのは私は難しいのかなと感じるところではあります。

話はそれましたが、地方にいけばいくほど、偏見、それに実際に当事者にも負い目を感じる。そんなことに出くわす機会が多い気がします。

時代は変わり、前も伝えましがた、社会で子どもみる時代になっています。障害児のかーちゃんたちは強い、その偏見も古いものにしたい。だから、私はこれからも次男のことを淡々と発信していこうと思います。

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