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千葉県知事選挙でU30の投票率を上げる! VOTE FOR CHIBAプロジェクト始めます。

こんにちは。NO YOUTH NO JAPANメンバーの瀧澤千花です。

2021年3月21日は千葉県知事選挙
私は、千葉県知事選に向け「VOTE FOR CHIBA」プロジェクトを立ち上げました。

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今、このプロジェクトを、千葉県中に広げる方法を模索しています。
ムーブメントを起こすために、プロジェクトメンバーや、協賛・協同くださる企業のみなさま、団体のみなさまの力が必要です。

千葉県知事選挙でなぜ私が投票率を上げたいのか。どうして千葉でプロジェクトを立ち上げるのか。このnoteに想いを綴ります。

千葉県に住む18歳から29歳の人口、約80万人。その全員に、このnoteが届きますように。そして、VOTE FOR CHIBAプロジェクトを応援していただけたら幸いです。

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瀧澤千花(たきざわちか)
NO YOUTH NO JAPAN理事/インスタグラムリーダー/VOTE FOR CHIBAプロジェクトリーダー
千葉県立千葉中・高校出身。
デンマーク留学中、政治参加に取り組む現地の若者を取材し、
2019年7月に仲間とともにNYNJを立ち上げる。

「デモに行くほうがCOOLなんだよ」

千葉県の投票率を上げるためのプロジェクトを始めたけれど、私は最初から、政治について積極的に発言したり、行動をしていたわけではありません。

政治参加を行動に移したきっかけは、デンマークへの留学でした。

私が留学していた2019年は、デンマークの国政選挙とEU議会選挙が重なる選挙イヤー。留学先の寮も、町中も、選挙に関するもので溢れていました。

「デモに行くほうがCOOLなんだよ」という友だちの言葉。
「どうして投票に行くの?」という質問に「自分の意見を反映させるためだよ」ってサラッと答える。
お酒を飲みながら、みんなで開票速報を見る。

政治や社会が身近で、「わたしが社会を作っている」という感覚に満ち溢れた環境が、とても眩しく、刺激的でした。
同世代が政治に参加し社会を動かしていく姿を目の当たりにして、投票率85%はこうして生まれているんだと強く実感しました。

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もっと選挙が、政治が、オープンなものであればいいのに。
「わたしが社会を作っている」という感覚を日本でも持てたら、もっと生きやすい社会になるのに。

自分たちにできることから始めようと、留学中、友人たちと共にNO YOUTH NO JAPANを立ち上げました。
活動開始から、約1年半。NO YOUTH NO JAPANのインスタグラムのフォロワーは5.4万人を超え、若い世代が政治や社会を知り、考え、行動する入り口を作り続けています。

でも、留学中に見たキラキラした社会は、まだ日本で実現できていない。
「社会を動かす」入り口で、立ち止まったまま。

フォロワー数が増えても、活動の種類が多くなっても、どこかで、まだまだ足りないという気持ちが消えませんでした。

大学4年生というタイミングで、私ができることはなんだろう。
ふと、立ち止まって考えた時、自分の一番身近な社会、生まれ育った大好きな地元・千葉が浮かびました。

投票率85%のデンマーク。5人に1人未満しか投票に行かない千葉県のU30世代。

前回の千葉県知事選挙でのU30世代の投票率は、約18%。
千葉県のU30世代、実は5人に1人の割合ですら、投票に行っていないんです。

少しだけ立ち止まって考えてみてください。
18%とは、40人クラスだとしたら、7人しかそのクラスでの意思決定に参加していないということ。7人だけで、クラスで何をするか、何に、どれくらいお金を使うかを決めているということです。

残りの33人は、その意思決定に「何も関係しない」という選択をとっているのです。その意思決定の影響は、自分だって受けるのに。

クラスで起きる良いことも悪いことも、意思決定を行う7人の手に委ねられているのです。

私にはデンマークで出会った高校生に言われた、忘れられない言葉があります。
「政治と若者の距離が離れていたとしても、それは若者が政治から遠ざかっていい理由にはならないよ。遠ざけているのは、君たちだよ」

「政治がCOOL」になる社会を、作ってみたい。
まずは、自分の一番身近な社会、大好きな地元・千葉が、若い世代が政治や社会に参加する県になってほしい。

だから私は、NO YOUTH NO JAPANメンバー、千葉県出身・在住の有志のメンバー10人とともに、VOTE FOR CHIBAプロジェクトを立ち上げました。

「U30世代の投票率60%へ」VOTE FOR CHIBAプロジェクトが目指すもの。そして、お願いしたいこと。

VOTE FOR CHIBAは、「U30世代の投票率60%へ」を目標に、千葉県のU30世代の投票率UPに取り組みます。

千葉県のU30人口は約77.5万人(18〜29歳)。投票率60%のためには、約46.5万人が投票に行く必要があります。

一方で、千葉県の58〜69歳人口は約101万人。このうち前回の千葉県知事選挙で投票した人数を推計すると、約45万人になります。

「若い人は投票に行かない」と言われ続ける社会のなかで、U30世代の投票数が、58〜69歳の投票数を超える世界を、私は見てみたい。

変化を起こすため、1月までに2つのことに取り組んできました。

【①千葉県知事選のためだけのInstagram】

みんなの選挙に関するギモンをわかりやすく解説します。
千葉県知事選挙に関するギモン、千葉県に関すること、なんでも。
「VOTE FOR CHIBA」に特化したInstagramです。

「わからないから行かない」を無くし、
「これさえ見れば選挙に行ける!」Instagram
を目指しています。

「どうやって選ぶの」「どうして投票しないといけないの」に答えるポスト投稿、インスタライブの実施、質問箱など、沢山の企画を考えています。

ぜひフォローしてください!

【②成人式でのパンフレット配布】

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千葉県の各市の成人式で、私たちが制作したパンフレットを配布します。

全ての市に問い合わせし、千葉市・佐倉市・袖ケ浦市・我孫子市・富津市・香取市の成人式担当課・選挙管理委員会等の方々が、快く引き受けてくださいました。

コロナ禍ということもあり、外部団体の配布物は例年に比べ難しく、成人式自体が中止になる市も多い中、私たちの思いに共感くださった方々に、感謝しています。

ご協力いただけた佐倉市・袖ケ浦市・我孫子市・富津市の新成人の皆さま、ぜひ、手にとってみてください。
(千葉市は成人式中止、香取市は延期(時期未定)のため配布不可能となりました。香取市では啓発物として窓口や公共施設に配置していただいておりますので、ぜひ手にとっていただけると嬉しいです。)

また、パンフレットを配布・設置できる場所も探しています。多くの人に手にとっていただきたい。VOTE FOR CHIBAのInstagramのDM、またはNO YOUTH NO JAPANの公式HPからご連絡ください。

VOTE FOR CHIBAを広げたい。プロジェクトメンバー&協賛・協働くださる企業・団体さまを探しています。

私たちは今、どうやったらVOTE FOR CHIBAというプロジェクトを千葉県中に広げることができるか、模索しています。

3月21日(日)に向け、挑戦したいことがたくさんあります。
投票権や投票証明書の提示で食品や商品が安くなる選挙割、企業さまや千葉県のスポーツチームとのコラボ、高校や大学での出張授業など。

千葉県で、選挙を盛り上げるムーブメントを起こしたい。
「U30の投票率は取り組めばちゃんと上がるんだよ」ということを発信したい。
千葉県から、そして日本へ、もっと自分の住んでいる社会にワクワクするU30を増やしたい。

「投票すること」は、「自分の生きたい社会を選ぶ」ことだから。

私たちと問題意識を共有してくれたU30のみなさん。
ぜひ、プロジェクトメンバーになっていただけませんか。

関心を持ってくれた企業や団体、個人の方。一緒にVOTE FOR CHIBAプロジェクトに取り組んでいただけませんか?
協賛や協働など、VOTE FOR CHIBAプロジェクトをより広げるために、お力添えをいただけましたら幸いです。

InstagramのDMや公式HPからのご連絡をお待ちしています。

VOTE FOR CHIBAをきっかけに、千葉県のU30が少しでも政治について知って、考えて、行動することができることを目指して。
応援、よろしくお願いします。

(文=瀧澤千花)

NO YOUTH NO JAPANのInstagramの投稿を続けるためのデザイナーさんへの依頼料と活動の運営経費にさせていただきます!