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コロナ後にゴルフはこう変わる

コロナの影響でゴルフ場はいくつかの対策をして営業をしていますが、コロナ後にはゴルフ事情も変わってきそうなので、コロナ後に変わりそうなことをまとめました。

キーワードはRSCです。Rはリーズナブル、Sはスピーディー、Cはカジュアルです。

まずRのリーズナブルですが、コロナ後は今までよりもプレー料金が安くなることが予想されます。コロナ不況で料金を下げないとお客さんが来ないというのもありますが、昼食を食べずスルーでラウンドするスタイルが多いですので、その分料金が下がります。

またお風呂も使用しませんので、湯船にお湯をはる必要がありませんし、ロッカーも使用しませんので、あまりクラブハウス内に入る必要がなくなるので、空調にかかる費用も少なくて済むようになります。

ゴルフ場としてはレストランを使用しなくなるのは、売り上げ減になりますが、レストランは通信販売用に料理を作りそれを販売すれば、新たな収入元が確保できます。

次にSのスピーディについてですが、ハーフが終わって昼食をとらないので、約1時間ゴルフ場にいる時間が短くなりますし、風呂やロッカーを使用しなくなるので、プレーが終わったらすぐ帰りますし、コンペ後のパーティーをおこなわないので、ゴルフ場にいる時間がかなり短くなります。

最後のキーワードであるカジュアルのCですが、ロッカーを使用しなくなるので、ブレザーは着なくなりますし、家を出るときからゴルフウエアを着ることになりますので、行き帰りにコンビニに寄ったりしますし、ゴルフが早く終われば、そのあとにどこかに出かけたりしますので、ゴルフウエアがタウンウエアに近づくのではないかと思います。

しかしながら、ゴルフウエアはいつもタウンウエアで着れないようなウエアを着れるのが楽しいと思いっている人もいるので、今まで通りのゴルフウエアが全くなくなってしまうというわけではなく、今まで通りのウエアも残ると思います。

このように、コロナ後のゴルフ場は料金が高くなくなり、費やす時間が長くなくなり、服装についても規定が緩くなる可能性が高いです。

この3つのポイントというのは、今までゴルフをしない3大理由です。この3大理由がなくなれば、もしかしたら今迄よりも若い人が増えて、ゴルフ人口が増えて、ゴルフ業界が今までよりも活性化される可能性もあります。

今まで以上にゴルフの人気が出るためには、リーズナブルについては、思い切って金額を下げれば新規ゴルファーが増えます。少し安くしたくらいではあまりゴルフ人口の増加は望めません。ゴルフにかかるお金が安くなれば、ゴルフ人口が増えるのは、誰でも分かっていることだと思いますが、なかなか料金を下げるというのは難しいです。

やはり料金を下げれば利益が減ります。コロナで大打撃を受けているゴルフ場にとっては料金を下げるというのはとても厳しいと思いますが、思い切って下げることにより低料金が浸透してくればゴルファーが増える可能性があります。

また、プレーにかかる時間が短くなれば、丸一日使わなくてよくなるので、休みを有効に使うことができます。ゴルフが終わった後に、他の用事をすることができるようになったり、ゴルフが終わった後は家族とゆっくり過ごすこともできるようになります。

そして、服装の規定が緩くなればこれから始めようとする若いゴルファーが増えます。服装の規定が緩くなり、プレースタイルが多様化すれば、友達とランチをしているときに、ふとこれからゴルフに行こうなんてことが増えるかもしれません。

コロナ後に新しい動きがいろいろありますが、もちろん今通り、伝統を重んじるゴルフ場があってもいいと思います。RSCを進める新しいゴルフ場の形と、今までの伝統を守ったゴルフ場の両方が2極化することが考えられます。

このようにコロナ後にRSCが進めば今迄以上にゴルファーが増えてゴルフ業界全体がいい方向に向かってほしいと思います。


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