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野やぎのエッセイ

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エッセイ・創作エッセイをまとめました。
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2022年3月の記事一覧

一粒で午後おいしい。

カフェベローチェのランチ、ポルチーニクリームソースのフィットチーネが好きで、まじでやる気がでないときに食べる。 ポルチーニってなに?ってくらいの圧倒的しめじの存在感。だけど、うまいからよい。味が濃い。食べごたえと量がちょうどいいシンデレラ。毎日はお高いけど、ときどき食べたくなるお外の味つけ。 これが、うまい。 そして、フィットチーネの太さとのフィットなのか胡椒の粉砕度なのか、すごくペッパーを感じるのもよい。よいのだ。よいのだけど。 しかし、歯に挟まる。 むむん。一粒

「今なんでこんなの書いてるんだろう」へ、それでも書く答え。

毎日スマホの中で戦争が起きてる。花粉症の情報の次に砲撃のニュースを見る。これだって、暖房の効いた電車内で、お気に入りの曲をサブスクで聴きながら書いている。目をつぶって、透明に生きている感覚がすごい。 なんで書いてるんだろう。 すべてを自分ごとにはできない。わかってる。生活は強く、潔く、続く。あたり前に電車に乗って、仕事に行く。お腹が空く。週末を楽しみにする。ふつうが途切れない。でも、全部あたり前じゃないと気付いている。それでも。 子育てのこと、仕事で思ったこと、くだらな