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超最重要案件

昨日6月27日、企画ライブ集団ラクシュミ主催ライブ「超最重要案件」が東京・新宿バティオスで開催された。本ライブは、2019年3月14日に同会場にて第1回が開催され、その後も不定期開催されているライブ「最重要案件」の特別編。

ライブの主催者である矢野号のオープニングコントからスタート。「お笑い」という概念を知らない男がはじめて漫才を見て自力でお笑いにたどり着くという一人コント内の最後のセリフに、今話題の漫才師の名前が。観客の期待に応えるようにその漫才師がシークレットゲストとして登場し、会場を大いに沸かせた。続けて、4000年に一度咲く金指、サスペンダーズ、オダウエダと3組がネタを披露。
ネタ後に汗だくで現れ、「ビショビショやん、バティオスってシャワーあった?」と矢野号に問われたオダウエダ植田が、「真空ジェシカとヤッてました」と指を3本立てながら笑顔で返しつつ、シークレットゲストを含めた4組とMCの矢野号でコーナーへ。

前半のコーナーは全部で4企画。中でも、「最重要案件」恒例企画である、回答への自信を明言してから回答を出す大喜利「自信大喜利」では、シークレットゲストの大喜利回答の早さと質の高さによって、舞台上に良い緊張感が生まれていた。〆の回答を任された大喜利が苦手なサスペンダーズ依藤の渾身の回答が、シークレットゲストに「いい線いってるけど、文字通り何かが足りない」と優しくも厳しく切られ、前半のコーナーは終了。

後半のネタは、名作「カンカン音」を熱演した街裏ぴんくを皮切りに、ママタルト、真空ジェシカ、そして最後にもう一度シークレットゲストが漫才を披露。後半コーナーへ。

後半のコーナーでは、相手に対して嘘の紹介をする「紹介王決定戦」が開催された。矢野号曰く「趣味のゲレロンステージで今回は欠席」のレギュラーMCであるニュークレープ・デビに髪型を寄せてきたネコニスズ・ヤマゲンがMCを、審査を矢野号が担当。
1回戦・第1試合は街裏ぴんく対ママタルト檜原。ルールにより途中から付与された設定「親友」により、お互いをあだ名で呼び合う微笑ましい展開になり、ママタルト檜原が勝利した。
続く第2試合はシークレットゲストA対ママタルト大鶴肥満。大鶴肥満の「ここは靴じゃなくて骨」、シークレットゲストAの「実はカラコンしてる」など、短くも威力のある嘘紹介でお互いに高得点を獲得しつつ、第2試合はシークレットゲストAが勝利。
第3試合は真空ジェシカ・ガク対「紹介王決定戦in新宿バッシュ〜無観客杯〜」優勝者として呼ばれたハチカイ警備員。途中付与された設定「同じ店で働くホスト」で警備員が繰り出したガクの源氏名「牛丼ドラゴン」が大ウケ。それを受けてガクも警備員の源氏名として「魚雷」と返すも、第3試合は警備員が勝利。
第4試合は真空ジェシカ川北対シークレットゲストB。まずは川北が対戦相手に「まーごめ」を説明。川北の説明を聞いたシークレットゲストBは即座に「アロハと同じ?」と返し、抜群の理解力を発揮した。高ポイントを連発するシークレットゲストBの嘘紹介に、巧みなカウンターで応戦する川北。延長線の末、甲乙つけがたい激戦に審査員の矢野号が出した結論は「2人とも決勝進出」。両者ともに決勝に駒を進めた。
決勝は、川北、檜原、警備員、そしてシークレットゲスト2名の計5名で行われた。止まらない嘘紹介の応酬の末、ここでも「武田双雲」など細かく正確なカウンターを打ち続けた真空ジェシカ川北が見事優勝。川北は、てっぺんに「紹」の字があしらわれた紹介王トロフィーを持ち、ガッテンポーズを決めた。

最後は、シークレットゲストが写らないよう体の大きな街裏ぴんくとママタルト大鶴肥満を舞台の中心に据えた撮影タイムが設けられ、熱狂のうちに幕を閉じた。

(左から)街裏ぴんく、ママタルト大鶴肥満。

超最重要案件
開催日:2022年06月27日(月)
会場:新宿バティオス
<出演者とネタ>
シークレットゲスト「???」
4000年に一度咲く金指「ビラ配り」
サスペンダーズ「結婚式」
オダウエダ「小料理屋」
街裏ぴんく「カンカン音」
ママタルト「万引Gメン」
真空ジェシカ「遭難」
シークレットゲスト「???」
ネコニスズ・ヤマゲン(コーナーのみ)
ハチカイ・警備員(コーナーのみ)

※ネタのタイトルは正式なものではありません






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