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にこるんの牛丼トークライブ

7月2日、牛女しらす主催ライブ「にこるんの牛丼トークライブ」が東京・阿佐ヶ谷アートスペースプロットで開催された。本ライブは、6月1日から吉野家にて販売開始されたにこるんの牛丼を30日間ほぼ毎日食べ続けた牛女しらすが、にこるんの牛丼を語るトークライブ。開演11時というお笑いライブにしては早い時間の開催にも関わらず、前売りチケットは完売。ファンの期待と熱量の高さが可視化された。
なお、株式会社吉野家 及び「にこるん」こと藤田ニコルは、本ライブには一切関係がない。

舞台に登場し、企画内容が書かれたホワイトボードの横に立ったしらすは、まずはこのライブを開催した経緯を説明した。にこるんの牛丼は、通常の牛丼・ねぎラー油・キムチ・半熟玉子という既存メニューのみで成り立っているため、販売期間が終わった後も注文可能。このまま一生にこるんの牛丼を食べ続ける生活が続いてしまうことを恐れたしらすは、30日間というきりのいいタイミングでこの生活を終わらせるために、〆として本ライブを開催したという。

「にこるんの牛丼を僕のツイートを見て食べた人〜」と、挙手を求める牛女しらす
観客の半分ほど手が上がり、「すごくないすか?」と喜んでいた


続いてしらすは、にこるんの牛丼の魅力を語った。吉野家とにこるんという組み合わせのアンバランスさに藤田ニコル本人も「私でいいんですか?」と不思議がっていること、タレントの名前がついた牛丼が販売されるのは吉野家でははじめてだということ、先述の通りにこるんの牛丼は、通常の牛丼・ねぎラー油・キムチ・半熟玉子という4つの既存メニューで成り立っていること、「頼めるものなら頼んでみろ」という挑戦的な雰囲気を感じて頼まずにはいられなくなるということなど、ときには写真を交えてわかりやすく説明してくれた。

にこるんの牛丼は通常の牛丼・ねぎラー油・キムチ・半熟玉子の既存メニューでできているということを、写真を交えてわかりやすく説明する牛女しらす


次に、しらすの"30日間にこるんの牛丼を見るか食べるか生活"のツイートを振り返ることに。吉野家の公式アカウントに引用RTをされた5日目、サスペンダーズ依藤に食事に誘われなかったことをきっかけににこるんの牛丼生活をやめなくてはと決意した12日目ダジャレマスター!ライトベイダーの動画に影響を受け「ハイドアンドニーク」というダジャレを入れた17日目、高木払いから送られてきた写真を使用した友情の23日目、ツイートを忘れてしまったが見ず知らずの方がかわりにツイートをしてくれた感動の25日目など、ファンには嬉しいたくさんの裏話を聞かせてくれた。
そしてこの30日間でしらすは、「にこるんの牛丼に半熟卵は別になくてもいい」という結論に達したようだ。
また、何度でも使えるはずのクーポン券が1度で回収されてしまったり、ねぎラー油を頼んだはずなのにキムチが入っていたなど様々な経験から、「にこるんの牛丼は頼むのが恥ずかしい」というにこるんの牛丼あるあるは本当のあるあるではない、「にこるんの牛丼はマニュアルが店員に浸透していないのでミスがおきやすい」が本当のあるあるだ、としらすは主張。しかしながらこのあるあるは、販売から一ヶ月たった今では改善の兆しが見られているそうだ。

更にしらすは、にこるんの牛丼の都市伝説を展開。にこるんの牛丼に関連する、吉野家の創業年や店舗数などから浮かびあがったとある数字によって推測される、にこるんの牛丼の本当の目的を語った。

吉野家の創業年+店舗数+にこるん(2560)=5640

次のコーナーでは、事前に一般募集をしていたにこるんの牛丼画像を使用し、にこるんの牛丼のプレバトを開催。想像を超えてたくさんの応募があった中から、選りすぐりのにこるんの牛丼画像をしらすが査定した。たくさんの応募画像を選別したしらす曰く、誰が撮影してもにこるんの牛丼はにこるんの牛丼であるため画像にさほど差がなく、査定中にしらす本人もなぜこの画像を選んだのかわからなくなるという一幕もあった。

にこるんの牛丼画像を査定する牛女しらす


最後に、にこるんの牛丼を覚えるための2分ネタを披露。しらすは、サンバ・デ・ジャネイロにあわせてにこるんの牛丼を解説するこのネタで、来年のR-1グランプリ出場を検討しているそうだ。

にこるんの牛丼の2分ネタを披露する牛女しらす


にこるんの牛丼トークライブ
開催日:2022年7月2日(土)
会場:阿佐ヶ谷アートスペースプロット
<出演者>
牛女しらす


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