シティリーグオポ落ち芸人によるロスギラ序論(全文無料)
最近家族以外にも婚期について突っ込まれました。
初めましての方は初めまして。
いつもnote読んでいただいてる方はありがとうございます。
のっこです。
先日シティリーグS1で<ロストギラティナ>を使用し、予選を4-1しましたが10位オポネント落ちでした。
公式が生み出した悪魔のシステムの被害者になってしまい煮え切らない気持ちになりましたのでここに使用するにあたって考えていたことなどを簡単でありますが解説させていただきます。
カード名、特性、ワザ名は「」、デッキタイプは<>で記載させていただいております。
▼環境考察とデッキ選択
10/29という古代の咆哮・未来の一閃発売2日後というどう考えても正気ではない日程のシティリーグに参加しました。
新環境ということで環境も定まっているはずがなく、事前予想と前日の結果のみでデッキ選択をしました。
一通り発売前にデッキを触ってみた独断と偏見で作ったTier表はこちらです。
古代の咆哮・未来の一閃発売により、「カウンターキャッチャー」により強化された<ギラティナ>、<サーナイト>、「テツノカイナex」により強化された<パオジアン>、<ミライドン>など新規カードによって強化された既存デッキがレイジングサーフ環境に引き続き環境上位に居座っていると考えていました。
新規デッキの<テツノブジン>と<トドロクツキ>に関しては自分達の中で納得できるデッキが作れずしっかりとした考察できませんでした。
<トドロクツキ>は新弾発売直後の多くのシティリーグで勝ち残っていたので考察が甘かったなと反省しています。
シティリーグに向けて作成した候補デッキを紹介します。
・ミュウ
普段一緒に練習しているかとりゅうが同日にシティリーグを優勝しました。(3日前まで一緒にギラティナで出る予定だったのに急にミュウを使い出して優勝した)
「トドロクツキex」、「テツノブジンex」、「パオジアンex」、「ギラティナV」などサイド2枚を取れるたねポケモンが多くいる環境で、2ターン目に「ボスの指令」で倒しにいけるこのデッキの評価が一番高かったです。
問題点があるとすれば、「リザードンex」が2体立つと間に合わない、出場する大抵のプレイヤーが<ミュウ>が強いのはわかっているはずなので「ミカルゲ」や「ドラピオンV」が思わぬところから飛んでくる可能性があるところです。
それでも使う価値があるほどデッキパワーは高く、立ち位置もいいデッキでした。
いつまでいんねんこいつ…
・パオジアンex
古代・未来が発表されてから一番最初に組んだのが<パオジアン>です。
「テツノカイナex」が追加されたことにより、デカい相手には「パオジアンex」、小さい相手にには「テツノカイナex」といった役割分担ができ、以前の「キャンセルコロン」+「クロススイッチャー」というコンボパーツを揃えなくとも強い動きができるようになりました。
強力なデッキだと評価しておりましたが、<ギラティナ>の「カウンターキャッチャー」+「ツツジ」+「頂への雪道」のコンボを越えるのが厳しいと感じ使用しませんでした。
・サーナイト
「カウンターキャッチャー」と「サケブシッポ」で大幅強化をもらった<サーナイト>。
シティリーグ後に出たチーム戦の自主大会では、上記の<サーナイト>を使ってベスト4でした。
環境初期で「テツノカイナex」が重すぎると思い使うのを最初の段階で考察を諦めてしまいましたが、今サイドが2枚以上のアタッカーが多く、「テツノカイナex」も2回殴ってくるか2ターン目に飛んでこない限り対応することができるなど<サーナイト>が非常に強い環境です。
もう1回シーズン1のシティリーグに出れるならば間違いなく<サーナイト>を使っていたと思います。
このリストだと<リザードン>が重すぎるのでレイジングサーフ環境の<サーナイト>に「サケブシッポ」と「カウンターキャッチャー」を入れたリストにします。
・ミライドン
「テツノカイナex」により小物相手にも戦えるようになり、強化を得た<ミライドン>。
「テツノカイナex」を序盤に投げられれば強いのですが、どうしても「エレキジェネレーター」の機嫌に左右されてしうと感じ使用しませんでした。
・テツノブジン
シンプルに「テツノブジンex」と「ネイティオ」を組み合わせました。
打点がVSTARラインのHP280までは届くのですが、「リザードンex」、「サーナイトex」、「ミュウVMAX」HP300以上あるポケモンを倒すのが厳しく、返しで倒されてしまうとサイドレースで負けてしまうので没になりました。
結局「連撃ウーラオスVMAX」と組み合わせるのが一番強そうですね。
デッキ選択
シティリーグに申し込みする前に新しい強いデッキが完成したらそのデッキを使用し、納得するものが完成しなければ<ギラティナ>でいくと自分の中で決めていました。
結局デッキを作り、環境デッキと対戦するのを繰り返した結果新しいデッキは既存の環境デッキ対し複数に不利を取る対面があったため没になりギラティナを使うことに決めました。
新弾発売直後で環境が定まっていないことから対応力が高いギラティナならば不利マッチばかりを引くということもなく勝ち上がれるという点がとても魅力的なでした。
▼採用カード解説
一部採用カードについて解説します。
ポケモン
・ギラティナV 4枚
HPが大きいポケモンを相手にする対面が多く、その場合ギラティナを3枚使うこともあり、2面出しして「アビスシーク」したい時も多いので今回は4枚にしました。
「ウッウ」や「ヤミラミ」が強い環境ではギラティナラインを3-3にして「ネストボール」を4枚にします。
・ヤミラミ 2枚
「ウッウ」との枚数の相談ですが、<リザードン>や<トドロクツキ>などサイドプランに「ヤミラミ」が確実に絡む対面があるのでウッウよりは優先度が高いと思い2枚採用。
グッズ
・ネストボール3枚
<ギラティナ>を使っていてずっと4枚にしてましたが、ギラティナVを4枚したり、「ポケギア3.0」で「アクロマの実験」に触る方が大事だと思いこちらに枠を譲りました。
・いれかえ札 いれかえカート3枚-あなぬけのヒモ2枚
「いれかえカート」を減らして「ジェットエネルギー」4枚目を採用しているレシピをよく見ますが、「ジェットエネルギー」は「はなえらび」2回分になったり強力ですが、いれかえの総枚数を減らして基本エネルギーを貼れないリスクだったりと比べてジェットエネルギー4枚目よりも価値が高いと感じ減しませんでした。
・カウンターキャッチャー 2枚
捲るプランの時に確実に必要であり、2枚使うことも少なくないので2枚採用しました。
このカードで<ギラティナ>は大幅に強化されており、「アクロマの実験」や「ツツジ」を使いつつ裏のポケモンを呼び出せるのでターンの中でもこのカードを使うことを常に意識しながらプレイしましょう。
ロストというデッキは対戦中1回確実に使うカードは2枚以上採用するようにしてます。
・ポケギア3.0 1枚
<ギラティナ>というデッキは「アクロマの実験」の使えないと勝負にならないので少しでも触りやすくなるように採用しました。
特に今回のシティリーグは事故負けも1回までしか許されないので少しでも安定感をあげたかったです。(しかも序盤で負けるとほとんどトナメ目は薄い)
以前も紹介しましたが「アクロマの実験」を引ける確率は、
最後の「ポケギア3.0」を含む確率はこちらから引用しました。
「ポケギア3.0」を使っても83.1%なんですよね…
サポート
・ボスの指令(フラダリSR) 2枚
「カウンターキャッチャー」を2枚にしていることから1枚にしているリストもありますが、先行している展開や手札干渉後にサイドが同数になり「カウンターキャッチャー」が使えない場面が存在するのでここを削ることはありませんでした。
・ツツジ2枚、ナンジャモ1枚
「ツツジ」はゲームプランに絡むことが多く、確実に1回使うために2枚採用。「ナンジャモ」は序盤の展開を助けてくれることもありますが、ツツジの方が干渉札として強力であり後半の手札の枚数も欲しいので「ナンジャモ」は1枚採用にしました。
エネルギー
・基本水エネルギー 2枚
元のレシピでは「ポケギア3.0」が採用されておらず3枚でしたが、「げっこうしゅりけん」やエネルギー管理を楽にすることよりも、「アクロマの実験」に触れなければ勝負にならいので枠を譲りました。
不採用カード解説
・マナフィ
欲しいのが<パオジアン>だけだと感じ、他の「げっこうしゅりけん」などで「キュワワー」を2体倒される対面では「キュワワー」を盤面1体に抑えて「アビスシーク」でロストを貯める動きをすれば良いと考えています。
・ミカルゲ、ドラピオン
主に<ミュウ>に対してのメタカードですが、これに関してはミュウのシェア率が高いかどうか定かではなく、「ミカルゲ」が有効働く<ルギア>に関してもシェアは高くないと考えていたため採用しませんでした。
シェア率があまりに高かったり、複数のデッキに対して有効であれば採用したいメタカードです。
・セイボリー
レンジングサーフ環境で採用しているリストもありましたが、「カウンターキャッチャー」を採用するにあたって元々このカードの評価がそこまで高くなかったので採用しませんでした。
「カウンターキャッチャー」と同時に使えると強力ですので、採用してもよかったかもしまれません。
▼各対面解説
絶対にこのプランを通すというわけではありませんがある程度のプランは決めているのでここで紹介します。
・ギラティナミラー
「カウンターキャッチャー」が追加されたことにより捲る側が「アクロマの実験」を使いながらだったり、手札干渉をしながら後ろのポケモンを呼ぶことができるようになったので負け筋になるポケモンはださないようにしましょう。
基本的に序盤の盤面は絞ってギラティナV2体+キュワワーしか出さないでアビスシークでロストを貯めます。
・リザードン
意識することは「リザードンex」に「ギラティナVSTAR」がワンパンされないようにサイドを進めていきましょう。
序盤は焦ってサイドを取らずに「アビスシーク」などでロストを貯めましょう。(例えば前の「リザードンex」を「スターレクイエム」で倒してサイドが残り3枚になるのならば、「ロストインパクト」でダメージを与えるが倒さないなど)
・パオジアン
序盤に「頂への雪道」で止まってもらうか、終盤の「頂への雪道」+「ツツジ」+「カウンターキャッチャー」を通して勝ちにいきます。
終盤にその動きを通すために「アクロマの実験」を打ちながら「カウンターキャッチャー」でセビエを事前に倒しておくような準備することも大切です。
<パオジアン>の序盤のスピードにはついていけないので、サイドの取り方を綺麗に通すよりも、「セグレイブ」を枯らすかドローソース(「ビーダル」や「森の封印石」持ち)などを倒すことを優先しましょう。
序盤の盤面は「ギラティナV」2枚以上と「キュワワー」1枚と「かがやくゲッコウガ」です。
・ミュウ
「ミカルゲ」、「ドラピオン」を採用してないので厳しい対面です。
序盤は「キュワワー」3枚+「ギラティナV」2枚以上です。いっぱい「はなえらび」をして2-2-2通すか、遅れた場合は「頂への雪道」+「ツツジ」+「ロストマイン」で「ミュウVMAX」、「ミュウV」にダメカンを乗せて3-3プランを目指します。
「サイコジャンプ」で盤面からいなくなって何かを差し出すか、逃げて別のポケモンを出すかの2択を迫ります。
・トドロクツキ
「げっこうしゅりけん」で「トドロクツキex」2体に90ずつ当てておくと「ブーストエナジー古代」がついても「くるいえぐる」で2-2交換できるかそもそも打たないという選択を迫ることができます。
同じく「ロストマイン」でダメカンを乗せておく動きも重要です。
「アラブルタケ」が場にいる場合は「カウンターキャッチャー」で呼び出しながら手札干渉+「ロストマイン」で「ビーダル」を倒す動きをすると止まってくれる可能性が高いです。
「オーリム博士の気迫」を使う都合上「ボスの指令」が序盤から使えないので「アビスシーク」のために「ギラティナV」が前に出るのは控えて「キュワワー」をいっぱい並べて「はなえらび」でロストを貯めましょう。
▼最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
シーズン1はやることをやった結果がオポネント落ちで納得仕切れませんでしたが、ひとまずJCS出場できるように優勝目指して頑張ります。
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