創価学会 宗教虐待「少年部」のリアル
ここでは当事者である創価学会3世の私が宗教虐待について知ってもらいたい想いで何部かに展開して書いていきます。
創価学会(AI定義、加筆)
「創価学会は、日本を代表する宗教団体の一つです。創価学会の起源は、1930年代に戦前の日本で創設されたことに始まります。創価学会の教えは、「人間革命」と呼ばれるもので、個々の人間が内面的な変革を遂げることで社会全体の幸福を実現することを目指しています。創価学会では、信者たちが日々の生活の中で信仰を深める活動を行っており、また社会貢献活動も積極的に行われています。創価学会についてはさまざまな誤解や批判もありますが、その影響力や組織力は非常に大きいと言われています。」
私は祖父母、母、叔母を信者にもつ創価学会3世。
家には荘厳な創価学会仕様の仏壇(百数十万円)があり、家の中は掃除していなくともその空間だけは掃除がされていて、他は埃だらけという異様な光景もそれが「普通」だと思っていた。いまだにその部分は変わっていない。
幼少期から都内各地の関連施設に連れていかれ、根底にはその頃の風景が残っている。小学生になってからは毎週のように「少年部」という集まりに強制的に通わせられ、少しでも参加を拒もうとすると酷い言葉を浴びせてきて泣きながら参加したことも数え切れない。
「少年部」では宗教教義に基づいた教育が行われる。
団体活動の根幹である日刊の『聖教新聞』。
…各家庭はこの新聞を1部ではなく十数部注文。
…さらには月間の『大白蓮華』も同数。
この数をベースとして手元に置いて地域の布教活動や「座談会」と呼ばれる団体の勉強会に用いる。
まだ社会的個性が定着する前の少年少女に団体関連企業の作成した映像教材などをもちいて刷り込みによる定着を図る。参加後にはそれぞれにお菓子が配られて「たのしい会」という印象付けを行う。
尚、少年部の集まりがある同日に他のイベント(地域の祭事、友達の誕生日会、友達との映画鑑賞などの外出)に優先される。
例)
友達A『今度の○月○日○○にみんなで行こうよ♪』
わたし『少年部があるからいけない。』
友達A『少年部って何??』
わたし『一緒にいってみる?』
そう。
恐ろしいことに何も他意のない発言ではあるが、彼らは子供たちにもそれとはわからないよう、ごく自然な会話のなかに布教の概念を植え付けていく。
だが3年生くらいになると周囲にも警戒する雰囲気があらわれる。
これまで親しくしていた友達が徐々に数を減らしていく。
例)
友達A『今度の○月○日○○にみんなで行こうよ♪』
わたし『(誘われない。)』
友達B『○○(ちゃん、くん)誘わないの?』
友達A『ママが○○(ちゃん、くん)はダメだって言ってた。』
わたし『…。』
当然ながら友達に悪気があるわけではなく、親に言われてそうしているだけなので何も悪くはない。私は当時ただただその理由がわからずに家でひとりで泣いていた記憶がある。
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