ただよって
11月は何だかんだ
いろいろ出かけた気がします
好きなアーティストのライブ、彫刻家の個展、いつもの美容室、珈琲屋さん
今月も予算ギリギリだなあと思いながら、コンサートのチケットを取り、ピアスを買い、来春に向けたお飾りを用意し
結局予算オーバーしてまた、貯金がすすまない
いつも、特に、何も決めてない
予算も何となく組むだけで、絶対に守ろうと決めたことがない
朝、昼、夜、いつ食べるか何を食べるかも
ほんとに日によってばらばらで
朝しか食べない、昼しか食べない、昼と夜だけ、でも夕方におやつ、とか
書いて思ったけどよく体調崩さないな
ちゃんと作る時とそうでない時の差もすごい
でも買って済ますことはあまりない
特に最近は、おいしいお米を岩手から買ったから、お味噌汁やおかずをちゃんと作っておいしい時間にしようという心がある
なんの話をしたかったんだっけな…
子どもの頃は、とても真面目で、しっかりしていた
何事も計画を立て、その通りに実行し、宿題も完璧に
なりたい職業はころころ変わっていたけど、いっとき、警察官を志した
正義感が強くて、社会に何度も絶望しそうになりながら、周りとも衝突しながら
何かを確実に成し遂げたくて、それだけで、その熱だけで生きている子どもだった
それが、ふ、と切れて
でもいつ切れたのかは覚えていなくて
いつの間に、今
ずっとゆるせなかった、自分も周りも社会全体も
いつも何かを心の中で裁いていたし、闘っていたし、ひとを傷つけ、自分も傷つけていた
そういう自分は、今、どこにいったのか
消えてなくなったわけではないだろう
まだ私が全部を受け入れられないと知って、静かに隠れてくれているのか
ふわふわと漂って
辿り着いた場所
それもまた、手放そうとしている
本当に必要だったのは、そうか、それじゃなかったのか
ひとりごとをはく瞬間
よくわからない言葉をなんとなく連ねたので、具体的なことを書くと
仕事をかえることにしました
今年の夏に、SEをやめて、植物の農園に入って
人間としての身体的感覚を取り戻し、楽しく、働いてきました
間違いなく、今までにやったどの仕事(学生時代のバイト含む)より合っていて、向いていた
でも、これは続けられない
「いわゆる園芸種じゃなくて、山野草だったらよかったのかな」
「農薬を使わない農園だったらよかったのかな」
理由を探すのは簡単だったけど、そんな話じゃないのだと思う
今でも仕事は好きだし、植物は何度みてもふれてもかわいいし、任せてもらえることが多くなってやり甲斐も増している
でも、やめようと思いました
先週、思って、言って、年内まで、と決めました
次、が一瞬、見えたから
でもそれも、確かではない
具体的なことは今はよくて、いま、どう暮らすか、を大事にしたい
こんな風に書き連ねると、なんとなく暗いような感じもするのですが
決めた時、心はかるくて、明るくて
今、私は、次の私、が楽しみなのです
初冬だというのにあたたかい東京
来週からはさすがに冬らしくなるようで
譲ってもらった、もこもこダウンも、そろそろ出番
5ヶ月使ってぼろぼろになった長靴
あと少し保ってくれと思う
何度も私を励ましてくれた数え切れない苗たち
送り出したものも、まだいるものも、これから出会うものも
等しくみんな、一生懸命で、同じ地球から生まれた命
だから、残りの期間、私も一生懸命に、あなたたちに向き合って
いい時間を過ごせたらいい
私は本当に、心から、植物が好きなのだと
それを知ったこの数ヶ月でした
さて、土日の仕事を頑張るために、早く寝よう
きっと力仕事も多いから、朝はお米を食べよう
長々と綴ってしまいました
読んでくださった方、ありがとうございます
おやすみなさい