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X1DⅡを買ったお話し。

なぜ"X1DⅡ"を選んだのか。

さて、前回はZ9を手放した理由について触れ、「撮れるけど撮れない」状況に陥った話をした。
今回は早速「X1DⅡにした理由」について話していこうと思う。
結論から述べると「写真を楽しむため」である。
原点にあった写真の楽しみを再び手に入れるにはX1DⅡが最適と感じたことが購入に至った主な理由だ。
あと、見た目。かわいい。

私にとって「写真を楽しむ」とは。

SNS全盛期の昨今、スマートフォンのカメラ機能の急速な進化により誰もが写真に関わる機会が増えた。はたまた、AI画像再生技術の発展もめざましく、某コンクールでは生成された画像が受賞するなど写真という文化は大きく変わりつつある。

…もうついていけない、無理疲れた。
SNSでバズる写真とか心踊らないし、ストリートスナップと称して背景ぼかしただけのポートレート紛いの撮影動画とか興味ないし。
AFは基本外れないし連写していい瞬間を選んで…ってやっているうちに自分で撮影してきた写真たち1枚1枚への想いも希薄になってきた。

昔の写真は見るに耐えないものばかりだが、何年経った今見直しても、どこで撮ったかや撮る時に考えていたことが1枚ずつ思い出せる写真が多い。
カメラのせいでは無いが、どうも機能に頼りすぎてしまう性分なようで。

そんなとき、LeicaM11を使う友人と写活をしていた時に「不自由である楽しさ」について話す機会があり、当時の私にはとても輝いて映った。
私にとっての「写真の楽しさ」は高性能なカメラで綺麗な写真を撮ることではなく、その過程を楽しむことと同義であると気がついた。

今、私は楽しいです。

カメラを変えて、まだそんなに時間は経ってないが、昔みたいに純粋に写真を楽しめている。
いい光があればまるで蛾の様に吸い寄せられ、カメラを構える。

Hasselbrad X1DⅡ+XCD65mm

素人写真家のちょっとした心の葛藤や写真に対しての想いを書き残した。

これからは、新しい相棒と歩む記録を綴っていこうと思う。


LeicaQ2

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