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マイクロソフトと傘下ニュアンスがGPT-4活用の「Dragon Ambient eXperience (DAX) Express」発表
マイクロソフトが21日、新ソリューション「Dragon Ambient eXperience (DAX) Express」を発表。
「DAX Express」は、ヘルスケア分野向けのワークフロー統合型の臨床文書自動化アプリケーション。対話型AI、アンビエントAIと、OpenAIのGPT-4を組み合わせている。
GPT-4はOpenAIによる最新の大規模言語モデル。マイクロソフトは、数年前からOpenAIに投資しており、1月にもパートナーシップの拡大を発表している。
マイクロソフトは「DAX Express」について、「ヘルスケアの次なるブレークスルー」であり「臨床文書を大規模に自動化するというマイクロソフトのジャーニーにおける大きなマイルストーン」だとしている。
ニュアンスによると、「『Dragon Medical』ソリューションのポートフォリオを拡大させ、2020年に登場した『DAX』アンビエントソリューションをベースとする『DAX Express』は、管理業務の負担を軽減し、臨床医が患者をケアする時間を確保するとともに、書類業務の時間を削減できるようにするという、ニュアンスの長期的なミッションの次なるマイルストーン」。
マイクロソフトによると、「業界をリードするAIに支えられ、『Microsoft Cloud for Healthcare』の機能で強化されるソリューション」。期待できる成果は、医師らのバーンアウト軽減、専門領域を扱うワークフロー対応、アドヒランス向上、治療へのアクセス拡大、患者エンゲージメント強化など。
マイクロソフトは2022年3月、音声認識や対話型AIテクノロジー企業ニュアンスの買収を完了している。
マイクロソフトは、ヘルスケアにおける「責任あるAI」にも言及。データセキュリティやプライバシーへの長期的なコミットメントを重視するとしている。
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