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躁のサイン

双極性障害で大切なのは「自分の気分の状態に気づく」ことだと思います。

私は双極性障害と診断されたとき、どんな病気なのかあまり理解していませんでした。

幸い通院先で心理教育に力を入れていたので、そこで病識を深めることが出来ました。

ここでは躁にどんな兆候があるか自分なりにまとめてみたいと思います。

◆躁の兆候

出現する割合が多い順に並べます。

活動性の増加

高揚した「高い」気分

睡眠欲求の減少

多弁

思考奔逸

自尊感情の肥大

注意散漫

性欲亢進

易刺激性

精神病症状(幻覚や幻聴)

アルコール乱用

出典:『双極性障害の心理教育マニュアル』

この他にも、

夜更かし

光・聴覚過敏

服の好みが変わる

感情的に泣く

イライラ

ケンカが増える

大音量で音楽を聴く

早口になる

早足になる

車の運転でスピードを出す

煙草の本数が増える

酒量が増える

衝動買い

新しいことを始めたくなる

大き過ぎる目標を立てる

大掛かりな部屋の片付け

疑心暗鬼になる

昔の嫌なことを頻繁に思い出す

などが挙げられます。

◆サインに気づいたら

症状が出ていることに気づいたら活動量を抑えるようにし、とにかく休んで気持ちを落ち着かせます。

睡眠リズムが崩れるのが一番良くないと主治医にアドバイスを受けました。中途覚醒したり寝付けなかったりして寝不足になりがちなので気をつけたいです。

また、躁になると金銭トラブルに見舞われたり人間関係を壊したりと取り返しのつかない失敗をしてしまうことがあります。

症状を悪化させないためにも、日頃から躁のサインを気に留めて出来るだけ早く対処したいところです。

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