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芸術家・今井次郎

昨日(12月2日)名古屋シネマテークで映画「芸術家・今井次郎」を見てきました。 https://imaijiro.com

凄いっていう言い方はあまりにも平凡だけど、本当にまたとない存在だなと思いました。またとない存在、いま急速に居なくなってますよね。

そんな今井次郎さんと少し近くで接することがかつて何回かありました。今井さんが所属していた劇団「時々自動」の名古屋公演が何度か催されました。名古屋公演の主催をしていたのは、これも故人となってしまった遠藤豆千代さんだったのですが、僕はそのお手伝いをさせてもらってました。ほぼ3人ほどのチームなので、時々自動のメンバーも含めて全部のことをみんなでやりました。

今思い返すと今井次郎さんは独特の存在で、いま思い出しても僕の印象では何か一人だけ他のメンバーとその存在が別なんですよね。メンバーであってメンバーでないような、でも次郎さんがいないとグループが存在しないなくてはならない人。でもどこにいるのかわからない人。そんな感じでした。

この映画を見ると、その独特な様子がすごく蘇ってきました。なつかしい。

たくさんの人に映画を見てもらおうと思ってこの文章を書こうとしているのですが、全然いい宣伝になってませんよね。またとない人が、またとない事に全力で取り組んでいることが、この映画からよく伝わってきます。そしておそれがどれだけの多くの人の心に残って引きつけているかを。今井次郎は天才の芸術家だけど、もちろん凄い音楽家でもあります。僕みたいな音楽好きの人にも強力にお勧めしたい映画です。

名古屋シネマテークで12月10日まで上映中。
http://cineaste.jp/m/3200/3259.htm

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