【3】被害者と加害者、傍観者の数と力のバランス
前回の更新から約1ヶ月が経ってしまい申し訳ありません。
現在、当時からのメンタル系の病気とは別に複数の病気を抱えている身なので、今後もほんわか進行ですが読んで頂ければ幸いです。
(病気の体験記も別途記事にしますので、そちらもよろしくお願いします)
※関連記事はまとめてマガジンにしてあります
なぜか加害者がいっぱい現われた!
前回までに、私に直接加害行動を起こしてきた人物を上げました。
(ざっくり→ Aさん:起点の加害者、Bさん:便乗してきた加害者、Cさん:親切を装い近づいてきたBさんシンパ)
不思議に思われたと思いますが、トラブルが進むに連れて登場人物は多くなり、立場や関係性も複雑になってきました。これが日常生活の出来事とは大きく違うインターネット特有の現象だなと個人的には感じています。
登場人物が増えた経緯
そもそも起点の加害者となったAさんが私以外にも多くの人に金銭的、精神的、また物理的なトラブルを過去から現在まで起こしていました。どれもがほぼ未解決だったので火種が常にどこかで燻っている状況でした。
そのため、被害者側も緩やかな連携があり、SNSや界隈がかぶっていなくてもうっすらお互いの事を知っている状況でした。
また、Aさんは性格なのか過去にトラブルを起こした人を忘れることが常で、数年後、偶然界隈が近くなった被害者へ近づき相手を激怒させる→トラブル再燃もよく起こしてました。
こうして、過去は燻り、時に燃え上がり、現在は現在でまた新しいトラブルは増えていくという雪だるま式で、被害者と傍観者が増えていきました。
加害者その2のBさんも別方面の「トラブルメイカー」でした。
すべて終わった後に知りましたが、BさんはBさんで過去より多くの界隈や人たちとトラブルを起こしていたようです。
私から見たBさんの印象は、普段から極端な思想や思考の持ち主で、そもそも罪の認識に問題がある、といった感じです。
(多少濁しますが、他人の傘を平気で盗める→それを日常の会話と同じ感覚で公開日記に書けるタイプ)
悪い意味で忘れっぽいAさんとは違うのは、記憶力と行動力、何より攻撃性でした。
前回の【2】の記事に書いた被害のほとんどがBさんが行ったものです。
Twitter(現X)の複数アカウント、まとめサイト、ブログやWikiなどはBさんが9割近く作っていました。現在も一部残っています。
加害者その3のCさんについても、Bさんのシンパだったくらいなので似たような性格でした。
親密さを装い近づき、裏では個人的に交わした情報をBさんと共有し嘲笑する、いわゆる「スパイ行為」を行う狡猾さでしたが、それがバレて炎上すると激怒し、隠す必要がなくなったせいか、以降誰よりも過激になりました。3人とも言えるのは、自尊心だけはチョモランマ級でした。
長くなりましたが、トラブルメイカー2人が別方向から問題を起こし続けていた経緯と、Bさんが私とAさんのトラブルに介入してきた経緯が重なって、トラブルの規模も数も、関係者も最後には膨大に膨れ上がっていました。
何より辛かった「傍観者」という立場からの暴力
AさんもBさんも匿名掲示板が大好きだったので、あらゆるサービスに関連のスレッドが立ちました。SNSでも色々な意見や発言も目にしました。
AさんとBさん(とその仲間たち)から常に殴られている状態だったのに加え、誰かも分からない掲示板の書き込みや匿名アカウントの発言は、常に数多の針でチクチク刺されているような感覚でした。
直接的ではないもののその多さと歪さに精神的に参っていました。
匿名で、かつ何人がそこへ書き込んでいるのかも分からない状況は純粋な「数」の暴力に思えました。
もちろん、中には頷ける発言も慰めるような発言もあったし、上手く立ち回れなかった私への指摘もあったのは事実です。
しかし、精神的に参っている私を嘲笑したり、「ネットの発言で傷付くのはおかしい」と言ったものは、今でも「外出中に耐えがたい腹痛を起こせ」くらいの恨みはあります。もちろん、表立って言わないけれど。
書き込む前に、捨てアカ作る前にちょっとだけ考えてほしい。
追い詰められている人が、疲弊している人が常にすべての人から見て「正しい」言動を起こせると思えますか?
また、インターネットに上がっているものがトラブルの全容だと思っていますか?
今でもキッパリと言えます。違います。
各所との関係や指示などあり、表立って言えなかったこともたくさんあったし、そもそも、一人の人間のすべてがインターネットに上がっている訳がない。私にもハンドルネームとは違う、現実世界で生きる「私」もいる。
それは私だけでなく、被害者も加害者も傍観者もすべての人に言えますよね。
当たり前過ぎることなのだけど、当時はヒートアップしすぎてそれを理解できなかった人の多かったこと!
あと、本当に困ったことは、当時から何かにつけて「特定の個人に言いたいことがあればその人に言うし、名前も明記します」と宣言していたのに、トラブルと全然関係ない日常の発言を勝手に「自分のことだ」と思い込まれ、「傍観者」だった人が「加害者」に変わった時です。
大体そういう人は掲示板で罵倒し始めたりもしたし、湾曲して捉えた話のまま進んでいったので純粋に恐怖でした。
なんでこんなに話が通じないんだろうと、最終盤あたりは半ばノイローゼになりました。
実際、一番酷かった時期は1ヶ月で10kg痩せました。
すべてが終わり、時間が経った今思うこと
分かりやすい記事があったので載せておきます。
上記記事にあるように、インターネットで誹謗中傷をする人の割合は本当に僅かなものではあります。けれど、同時にかつこの逆説的に閉鎖的とも言えるソーシャルネット下の環境ではネガティブな発言が何より深く心に残ります。
私自身ももう数年経っているけれど、未だに当時をふと思い出して悲しくもなるし、同時に怒りも再燃します。
それでも、時間が経ち、自分もそれなりに人生を歩んできた経験もあるので、今はそれをうまく鎮めたり時にごまかしたりもできるようになりました。
一連のことで離れていった人も多くいました。誤った情報も誹謗中傷のログもまだこの世界には漂っています。
逆に苦しんだ自分を見て手を差し伸べてくれた人も多かったし、人からもらえる温かい感情や思いやりも知ることができました。
そういう意味では、決してネガティブだけで終わらせなかったことを糧に思うし、今でも見守ってくれる、応援してくれる人との縁が何よりも大事だと気付きました。
いい意味で色々な人を自分の目でまっすぐ見ることができるし、一方、悪い意味ではあまり「他人」の言うことを信じる気持ちはありません。そんぐらいの図太さ?鈍感さ?でこれからものんびり生きていこうと思います。
最後に。
最近、好きな某インフルエンサーの方が言っていた「そういう時」の一言を、今でも誹謗中傷している人へ捧げます。
「だからなに?」
(蛇足)
Aさんは相変わらず多数のトラブルで困窮しているようだし、Bさんは別件で裁判沙汰になっていると伝え聞きました。意外とCさんがずっと誹謗中傷を続けているようですが、ブロックもミュートもしているので届いていませんし、CさんもCさんで別のトラブルを起こして大変みたいとは風の噂で聞きました。人間ってそんなもの)
この件での更新は次回が最後の予定です。
最後は、当時私が行った行動と所感をなるべく簡潔に書きたいと思います。
(出来事が法改正前なので、現在とは違う面が多いと思うので)