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囀る鳥は羽ばたかない 57話 どめき感想

性描写があります。性描写しかありません。R18です。
苦手な方はご遠慮ください。



どめき” って、自分で勝手に便利にアレを隠語化してしまってました。
百目鬼の新技・極上な体勢・顔が見たいです、の3本立てです。違う。


1. どめき前 57話

優しいメキモード

「やりたいだけ」百目鬼に、「いいなそれ」矢代の続きですね。
まずは、百目鬼怒涛のキスラッシュから。初ページ百目鬼越しの矢代の顔が愛らしい。目なんか瞑っちゃってさ、可愛らしくてしょうがないですよね。百目鬼はさ、キス上手ですよね。知らないですけど。なんかこう、ね。

左手を百目鬼の方に添えるのも、23話のラストのシーンを思い出します。矢代はどちらもその後に動揺はするんですが、一度受け入れるような手がいいですよね。このおふたりはキスする時にがっつりしていて、大いに結構ですよね。百目鬼がね、キスメキさんが破竹の勢い、猪突猛進。進メキします。

嫌がらせなどは別として、矢代は百目鬼としかキスしない(したそうじゃない)のもたまらないですね。36話で三角さんにも防御してましたね。心の機微に聡い天羽さんが "やはりやれなかったか…" となるのも好きです。さて、戻りますね。

腰を浮かせられてどめき(百目鬼のアレですね)が当たります。矢代は「!」とします。私が贔屓にしている手書き”!”マークですね。さらに、百目鬼は新技を出してきましたね。わわぁ…えっちです。あ、いや、肉感的です。心より御礼申し上げます。サイズ感の疑問が解決する一幕ですね。

合わせて擦られるのも、矢代としては”もうどめき挿れられるのに” となりますよね。56話で百目鬼は”ただやりたいだけ”のはずでしたから。
そして、この回で少しずつ 昔と同じ "早く済ませろモード” になる矢代。2回もイった後ですからね。徐々に冷静になってきたのではないでしょうか。

キスしまくりました。擦りました。身体を舐めます、舐めます。舐メキ。
しかし、百目鬼はいたしません。なぜ、百目鬼は挿れないのか。

なお、「挿れろよ」ではどめき対応しません。「済ませろ」でも「もういい」でも然り。「俺が欲しい」待ちの精神はきっと健在。矢代に求めてもらうまで挿れないつもりだったのでしょう。これだけは譲りたくないのでしょう。

「57話感想」

ようやく4年前と同じ扱いだと、矢代は思い至ります。”これはなんだ 俺が知ってるのはこんなんじゃない(25話)” となる時の心境ですね。
そして、毎度言ってしまうのですが、百目鬼は制御するコントロールスイッチでもあるのかしら。愛が故に、ですかね。尊び敬います。


2. どめき後 57話

冷たいメキモード 

まずは、後ろからどめきる(動詞…)わけですが、体勢が横になりますね。これ動きづらいのですが、筋肉が達者な方はきっと大丈夫なのでしょうね。バックでしてると、顔が見たくなる百目鬼もこれまた健在。今は言葉を持たないけれど、「顔を見たいです(25話)」と表情から聞こえてきますね。

そして、まてまてまて…
エ、エッロ…い、いや、情欲をそそりますね。これは。極上の。ふぅ。
キスもするわけで。綺麗。立ち上がって拍手して座りましたね、私が。

さて、気を取り直して。
至近距離で目を合わすの、いいですよね。これも高得点ですよね。何が。
麗しいですね。矢代の左手がまたね、遠慮がちに。でも、寄せる感じが。

矢代はさ、先程逃げようとしたくせに舌の根も乾かぬ内に「はは」と笑う。
私はここの心情の流れ方がラストよりしんどく感じます。あ、こういうの今回触れないで「どめきっ!どめきっ!!」ってはしゃいで終わろうよ、私。

「ヤリたくってしょうがねーって顔すんの(1話)」矢代は覚えてなくとも、百目鬼は抜かりなく。矢代は、俺はヤリたそうにしてねえと言い、見るなとも言う。こういうのもきっと百目鬼だけに言う。うぅ。どめきぃ。

百目鬼はキスと同様に、容赦なく矢代の顔を見てくるのがいいですよね。
最後に矢代は足も手もがっつり百目鬼にしがみついていますね。チグハグな中でこころが出てしまったような矢代。百目鬼の刺青も印象的ですね。

いや、そりゃね、終わったら両者スンッてなりますよね。
どんな抱き方をしようとされようと、相性よくセックスしただけですから。百目鬼はスンメキだけど「また来ます」を言ってくれてありがとう。切なげな顔でもきちんと矢代に振り向いてくれてありがとう。
いくら”言葉を持たない”と言ってもね。これがないと、よりね。

”酷くされたと責めた”と、自分が百目鬼へ伝えたことを矢代が認めました。
”どうしようもなく感じる”のは百目鬼にだけとも2人はわかっています。
でも、優しい扱いからは逃げてしまいます。
だから、百目鬼はまた言葉だけ酷くしてるように演じてたんですよね。

雲行きが怪しいのではしゃぎます。
「どめきっ!デラックスどめきっ!!」

扉絵 ”こころと言葉がすれ違う” は言うまでもありませんが、今の矢代ですよね。百目鬼はこころと出てくる言葉が違っているかもしれませんが、自分の中ではわかっていて言葉を発しているため、すれ違ってはいませんよね。

ここ数日で矢代の身体は休む間もありません。しかしながら「また来ます」は、次の日ということで問題ないですよね。私は何も問題ないです。


優しい扱いを受け入れられず、なぜ逃げるのかはこちら「矢代の状況」でほんの一部分だけ触れています。ゆるい感想は「57話感想」です。
矢代が "自分は丁寧な扱いをされてよい" と受け入れる日が来ますように。


まさか、ここで言うどめきが動詞にまで進化するとは。他の意味に対しては申し訳ない、謝るしかないです。今日はここまで。

(引用元:ヨネダコウ,『囀る鳥は羽ばたかない』,大洋図書)

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