見出し画像

色のジェンダーレス

私は仕事でお子さんに風船を配ってます。
この内容は随分前から書こうと思っていました。
昨日エッセイ「紅白とドレスとジェンダー」から続いての投稿です。

子ども達に色ジェンダーレスが始まったの、うちの子達の育児期。
30年前。
そう30年間かかって、色のジェンダーレスは、70歳以下までには浸透していると風船配りながら実感している。

30年前から、「男の子は、男らしく」「女の子は、女らしく」と言って育てないのが始まった。育児の方針にも時代によって移り変わっている。

色のジェンダーレスは、日曜朝のレンジャー系の番組が変わったのを記憶してらっしゃいますか。赤が男でリーダーで主役でヒーロー。
女の子は、ピンク。
これを、黒、金、銀、白、と変わり、女の子も二人に増える。
このレンジャー系の番組と、
後は、ディズニープリンセスの影響も強い。
アリエルは、赤い髪に、緑の下半身。
ラプンツェルは、黄色。ジャスミンは、ブルー。

アナは、グリーンと紫。エルサは水色。

プラスすると、人種も違うのも有名ですね。

風船を配っていると、男の子色、女の子色は全くない。
ちなみに配っている風船の色は、赤、白、黄、緑、青、水色(アオと呼ぶ子家族が多いです。)紫、ピンク、オレンジ。

でも、おじいちゃん、おばあちゃんが、「孫にもらっていいかな」とやってくる場合。それは、70歳以上は、「孫は、男の子だから青色がいいかな」などとなる。

子ども親、私たちおばあちゃん世代には浸透している。30年かかった。30年もかかったとするか。30年かければ変えれるとするか。

と、この30年に並行してあるジェンダーレスの話。
25年ほど前で、他の保育園のお母さん達とのお喋りで、保育士さんも、親達も認める女の子な男の子のがいると話をした。
で今、私がこの仕事していると明らかに女の子の趣味の男の子に出会う。
最後に景品を選んでもらってもらうのですが、指輪をもらっていった子いた。もちろん告白に使うのかも知れないが。

またお兄ちゃんのお下がりの服を着ているが、小物がキラキラプリンセスを持っていたり、靴を履いてたりする。
私も察して「プリンセスのシールあるよ」とか勧める。親も恥じる事もなく男の子に勧める。

注意書きとしては、新聞で読んだのが、幼少期、児童期、思春期のそれぞれ、趣味、性の自覚は変化していくので、大人になるとどうかは全くわからない。

で、昨日のエッセイ「紅白とドレスとジェンダー」で書いたように、
男の子が女の子の趣味が好きな方が目立つという事だ。女が黒いパーカーにジーパンは、なんとも思わないだろう。

という事は男性の方が、女性の趣味の人、心の性の不一致、性的趣向等の方が目立つ、偏見が強くて根強いという事になると思います。

法的整備だけでなく心の奥底から偏見をなくす最善の方は、その人に直接心に触れる事だと思います。
何年かかるでしょうか。


ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?