見出し画像

娘さん達、自立し過ぎじゃない?〜一人暮らし始める時〜

一昨日のエッセイから、派生しての
娘さん達が巣立ち一人暮らし始める時の話。

《上の娘》
大学卒業すると、いきなり一人で不動産屋に行く。
電話が、かかってきて
「気になってた所に最初に行き、いきなり気に入ったんだけど、どうしよう」
一人で何も言わず不動産屋に行く?
私も楽しみたいじゃないですか。
一人暮らしするとは聞いてた。
「あと、上の部屋と下の部屋見せてくれるから、それから決めれば」
で、やはり最初の部屋に決める。
どっちにみち、保証人がいるわけなのに。

で、家電はジモティとか、通販とか細々したものを全部自分一人で用意する。
岐阜県内から名古屋に引っ越しするので、ハイエースで充分だ。親のアポ取り、レンタカーも自分で予約する。

私は引っ越し人生なので、多少の助言はしたけど、ほとんど何もしてない。

引っ越しの荷物を載せて運び下ろして、バイバイする時に、私は、やっと
「これからずっと一緒に住まないかもしれないんだ」と、しんみりした。

荷解きを手伝わない親。
パソコンデスクの組み立てた後、起こすのが、火事場の馬鹿力を出して大変だったと聞き、それは申し訳なかったと思った。

この時引っ越しには、助手席の私は邪魔と学習する。

あとで、段ボールを回収に行く。これもパターンになる。


次、《下の子》
彼女は大学を卒業すると、研修とか、現場も色々変わる仕事で、会社が借りたマンションに暮らして一人暮らしは経験してきた。
3年目を迎える前に名古屋に一人暮らしをする事にした。それは聞いてた。
不動産屋さんには、黙って一人で行く。
私の楽しみは?
彼女は、帰宅後3軒で迷って紙を見せながら、私にごちゃごちゃ言ってる。 
私がもうお酒飲んでるのに。
どうも、私にバシッと言って欲しそうだった。まあ、助言し新築だったから、早く手付けしなければいけなくて、今日中に決めなければなかった。
で、決めてた後、親達のアポとレンタカーを借りる。

下の娘は、私に「気晴らししたいでしょう」と
電気屋さん、ニトリ、DAISOのパターンに付き合わせる。
実際は横からちょっとあーじゃないと言うだけ。
電気屋さんは、私の顔を見て、
「これでいいですか?」と言う。
私は娘の方に手を指して。
「こっちです。」とやる。
もう働いてきたので、お金があるので、全部ご本人が出すのだ。

大学も全額娘達に背負わせて置いて、ずっと任せきりだ。

下の娘引っ越し何回目かだったので、私は前日のガスの立ち合いの日行く。パターンになっていた。
「お母さん、暇でしょ?」
「そう思って用事持ってきたから」
彼女は掃除をしていた。

引っ越し当日は、私は仕事に行った。
ご本人が、出発する前に。
見送ってないのだ。

自立し過ぎなのは、私?

ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?