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ワークショップに挑戦した話(2・準備)

企画書提出したら、準備に入ります。台紙とパーツ、作らないとなのです。

台紙の制作

台紙はダムカードらしさ(?)を出すため、印刷屋さんに依頼することにしたので、Illustratorで版下をつくりました。

おかん部会活動を一緒に進めているダムマイスターのべこさんは、個人で可愛いイラスト満載なダムZINEも発行されているプロの方。ざっくり作成した台紙の叩き台データを共有した際に、図々しくもイラストの提供を打診。快く引き受けてくださり、おかんからのメッセージを添えた台紙を作ることができました。

印刷所にデータ納品。ワークショップの開催はダムマニア展の会期中に5~6回の実施を計画しましたので、1日に30人位の参加と見積もって200枚位あればいいだろう、と発注しようとしたら200枚も300枚もあんまり値段は変わらないことがわかったので、とりあえず大きいつづらにしておくか、と300枚発注。(後に助かることになったw)

パーツ作り

台紙の準備ができたら、次はパーツ作りです。

ダム堤体パーツ
好きなダム堤体を各自に作ってもらうことも考えたのですが、短い時間でサックリ進めるには難易度が高いのではないかという結論に。重力式コンクリートダム、アーチ式コンクリートダム、フィルダム、をデフォルメした型紙を作成。好きなコンクリート色に塗ってもらうことも考えたのですが、ここも手軽さが損なわれてしまうことを考慮し、ある程度の色を付けたものを用意することにしました。

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ダム湖パーツ
ダム湖も同様の理由で各自で塗ったりさせるのではなく複数の湖水を用意することにしました。実際色を付けるとなった時に、青という色の深さに頭抱えたりしました。青ってめっちゃ多いな!(笑)。

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それぞれのパーツをプリンター出力して、仕事や家事の合間にコツコツ切り抜く作業を2週間程続けました。

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デコレーションパーツで我に返る

大モノのパーツの目処がついた後、周辺をデコレーションする為のパーツ作りが一番の難関となりました。
なんとなく森のような型紙を作って貼り付けてもらうような企画書を出してましたが、これではみんな同じものになってしまう。

個人差を出すにはどうしたらいいかな?
自分で好きなように色を塗ったり描いたりしてもらえばいいかなと思ったのですが、ペンや絵の具でなんとかするには台紙の紙質の関係で難易度が高かった。
ある程度同じ条件で、作業自体の難易度は低いもの…と考えて、木のパーツを好きなようにペタペタ貼っていくなら、こどもでも大人でも楽にできるから良いんじゃないかな♪ という結論に。

・・・木?

・・・好きなだけ?

仮に1人が型紙に30枚木を貼るとして、100人で3000枚?!・・・私、台紙を何枚発注しましたっけ?(しろめ

細かい切り抜き作業を毎日コツコツやったとして、生産出来る数には限りがあるぞ・・・と頭を抱えたところ、お友達が素晴らしい道具を紹介してくれました。

コレを使ったら、画用紙パチンパチンしていくだけで木がいくつでも生産できる!ヽ(=´▽`=)ノ✨

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あまりの便利さに、他の型もないかな~?って眺めたら、色々あって。

このアイテムのおかげで、イベント開始までの準備を無事整えることができました。

十分な数のパーツがあるべきよね、とコツコツ切り抜き作業を続けていましたが、1人でやるのは限界があり・・・最終的には家族総出で準備活動。私がダム堤体とかの大モノパーツをカッターで切り抜き、家族が色画用紙をパチンパチンと型抜きする風景が1週間ほどみられました(笑)

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普段のダム活動に冷ややかな目を向けていつつも、こういう時にはなんだかんだ言いながら手伝ってくれる、家族の協力あってこその準備活動でした。

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