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日記 (24.5.10)

僕は八方美人だった。

人に喜ばれたい、怒らせたり悲しませたりしたくないという思いが人一倍強かった。
そのために自分の怒と哀を押し殺して極力笑顔で接するということを心掛けた。
人に嫌われたくない。良い人と思われたい。その一心で。

結果色んな人にとって僕は好きでも嫌いでもない人になって
周りからどんどんどんどん人がいなくなってきている。

いてもいなくても平気だからだ。

もちろん人に優しくありたいという気持ちは本心であるし
そこは変えようと思っても絶対に変えられない。

だが、そんなこと当たり前だし誰だって出来ることだ。

僕のアイデンティティとは。

1人でいるときに頭の中をグルグルグルグル。

邪な気持ちが無いと言ったら嘘になる。
小さな嘘を日々重ねながら息をしている。

恥ずかしいし、もっと周りから人がいなくなるかもしれないが
迷惑を掛けない程度に自分の心をもう少し表に出そう。

5月の朝。

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