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受験生も非受験生も、文系も理系も

こんにちは。さわやかな5月も後半に差し掛かってきました。
残りの高校生活は、あっという間ですよ。びゅーん。

さて、この時期、高校生の皆さんにおススメしているのは、『東大の現代文』です。

  • 受験生も内部推薦の子も

  • 偏差値が高い子も、まったくそうでない子も

  • 文系でも理系でも

関係ありません。なぜなら、日本語の読解は私たち日本人にとって、コミュニケーションをとるためにも、何か新しいことを理解するためにも、物事を考える上でも、もっとも基本となるからです。(もちろん受験においても、日本語の読解が大前提です)

どうして『東大の現代文』なのか?

もっとも標準的な教材であると考えるからです(簡単だという意味ではありません。つまらないという意味でもありません)。
現代の知識人・思想家・社会のリーダー・最先端の科学者たちが、今、何を問題としてとらえ、どういう方向で議論が進められているかを知ることは、現代と未来を生きる高校生にとって、必ず生きた知識となっていきます。
過激な議論、わかりやすい言説が蔓延る現代だからこそ、時代の本質を見極めたいですね。

東大なんて、難しすぎるでしょ?

問題を解くこと、合格点を取ることを目的として読むわけではありません。一人ひとりの理解に合わせて、一緒にゆっくりと読んでいきます。図解を多用して、文章が構造的に成り立っていることを理解してもらいます。
ですからむしろ、学力に不安を持っている子にこそ、効果が高いのです。
もっと読める子に対しては、内容の理解でとどまらずに、ディスカッションの練習、、小論文の練習にも発展させていきます。

ついでに、テストもできてしまう、受験も通ってしまう

前述の通り、現代を理解することが第一の目標なのですが、ついでにテストにも強くなります。

  • 文章を構造的に捉えられる

    • 正確な読みができる

    • 早く要点を捉えることができる

  • 英語の読解も同じ要領でできる(むしろ簡単)

  • 情報を正確に理解できるので

    • 知識の定着が容易になる

    • 複雑な問題にも対応できる

この時期だからこそ

夏休みに入ると、やるべきことが増えてきます。やるなら今かな。
また、受験生の場合は、これから全体の成績を伸ばしていくためにも、もっとも基礎である読解力を上げておくことが、成果と効率を上げるための戦略として、適っているように思います。
1日読んで(30分程度)、次の日に解説(30分程度)
そのくらいは、まあちょうどいい分量ではないでしょうか。

未来を思いっきり楽しむために、今も思いっきり楽しもう
受験勉強でさえ、楽しんでしまおう

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