楽器遍歴 壱

始めて自分用の楽器を買ってもらった、というと
正確には以前紹介したピアノ、ということになるのだろうけど
自分的にはコイツ
YAMAHA EOS B500

ハイ出ましたEOS。当時のTMっ子はみんなあこがれたと思う。
小生大学1年生、親父が万札16枚、目の前で出して買ってくれたよ。
カッケー!

そりゃ小室さんや浅倉さんがあんなに華麗に弾いてれば
自分もあんな音が出せるんだと、思っちゃうよね。
自分のライブにも何度か連れて行ったこともあるけど、そのあとに買ったアイツのせいで、この子の出番は徐々に少なくなるのでした。

機能的にはちゃんとした一端のシンセです。
シンセ機能はもちろんあるし
8トラック+リズムのシーケンサーもついてて打ち込み(懐かしい)で曲作りもできます。
アフタータッチ、ヴェロシティ、モジュレーションホイール等
普通にライブパフォーマンスできるしっかりとしたシンセだと言えます。

何より、スピーカーが付いてるんだよ!これ凄いよ!
そのせいで独特の形状と重さになってるけど、でも凄い。
AUDIO INがついてるから、モニターとしても使えるには使えるけど、スピーカー上向きだからちょっとそれは使いにくかったかな(笑)

で、なぜ出番が無くなったかという話。

この子、他の楽器(ベース、ドラム等)と一緒に演奏すると、聞こえなくなってしまうんです。
音質と、音圧なのでどうしようもなくて。
内蔵エフェクト外しても、弱い。
音量上げればいいんですけど、ちょっとノイズも乗るんです。

こりゃあライブで使いにくい。

ということでラックシステムの中で鳴らしてみたけど、他の音源にもやっぱり負けてしまう。

やがて実家に置きっぱなしになり、島には連れて行ってもらえず。
今は弟が時々使っているそうです。

ただ、この楽器は僕の初めてのシンセで、オールインワンタイプ。
シーケンサーでコツコツシコシコと打ち込みをしていく作業は僕は楽しかった。
この熱が今後も続いていくわけですから。

そんなわけで、僕のミュージックライフの貴重な時を共に過ごした相棒と言えるわけです。

余談なんですが、その後別な方が後継機のB700を購入され、触らせてもらいました。
音が格段に良くなってて、ちょいと羨ましかったw

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