ロウガイはどこにでもいる

一定の年齢以上の方で、些細な(あるいはそう見える)事ですぐにキレたり長々と説教してみたり等、社会性に乏しくなり、自分の権益を守ろうとする人。
こういう方々を皆さんはロウガイと呼んでいらっしゃいますね。

かくいう僕も今年はいよいよオンフィフ、つまり50歳になるわけで
友達は少ないわ性格はひねくれてるわアタマカタイわで
もう老害化は避けては通れないわけです。


その昔
世の中にシンセサイザーという道具が出てきたころ。
好奇心にあふれ新しい音楽を渇望していた人たちはその出現に大いに興味をそそられたことでしょう。
一方で、オーケストラの仕事が減るとかそういうことを言う人もいたようです。
いまやデジタルピアノにもストリングスの音が収録されているわけですが、オーケストラは衰退しましたか?
んなわきゃない(笑)

その昔
先人たちの優れた音楽を「音源」としてサンプリングし、自らのラップや楽器を乗っけてメッセージを込め、世の中に発表した人たちがいました。
これからはこのように、音楽をもっと手軽に、いろんな人たちが発表できる時代が来ていろいろな才能にあふれた世界になるに違いない!
一方で、著作権の侵害、自分たちで生み出さない音楽は冒涜、等々の意見も見られました。
今どうでしょう?みんなが軽々しくパクリと呼んでいたものは、オマージュやリスペクトという言い方で前向きに捉えられ、レーベルやジャンルの垣根を越えてより良い音楽が生み出される時代になりました。

その昔
世の中にmp3という文字列が出回り、某果物ロゴのITメーカーが音楽配信をビジネスとして世界に売り出し始めたころ。
自分たちが精魂込めて作り上げた曲がこんな安値で、これは音楽業界の崩壊だ!等の意見が散見されました。
時は流れ、人々は自分の気に入った曲を自由に選択する時代になりました。


然るにロウガイというものは、新しい価値観を敵視し(必要に迫られる場合も含む)それによる未来より過去の自分たちを守ろうとする人の事を言うのかもしれません。
DAOやAIに対するGAFAM然り、BRICSに対する欧米西側諸国然り、必死に自分たちの既得権益を守ろうとする勢力と、新しい価値観を持ち込もうとする勢力のせめぎあいの中で、私たちは常にいろいろな価値観を自分たちで学んで、考えて、行動していく時代になっているのでしょうなあ。

介護業界の人々も、今度こそ流れに置いていかれないよう、今のうちからWeb3を学んでおくことを強くお勧めします。

なんちて

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