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ejy公営競技2021-001

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

さて、まず2020年を振り返ると、公営競技としては、色々な出来事があったかと思いますが、何より新型コロナウィルスの影響により、どの競技も、無観客開催が続きました。それでも、中央競馬は中止にすることなく、全開催できたことはすごいことだったと思います。

その中央競馬は、無冠の三冠馬が牡牝ともに生まれ、その2頭に、現役最強馬と目されたアーモンドアイが対決したジャパンカップ(このレースで引退したアーモンドアイが優勝)は、後にも先にもないであろう至極のレースと評されました。また、ソダシ(サンスクリッド語で純粋・輝きの意)が白毛馬初の重賞・G1制覇という偉業を成し遂げました。無観客(途中から観客制限)が何とも惜しい形でしたが、素晴らしい歴史が作られたと思います。

地方競馬では、大井の的場文男騎手が地方競馬騎手最多勝利の7152勝を成し遂げ、黄綬褒章も受章しました。64歳でもまだなお現役を続け、勝ち星を重ねています。年末の東京大賞典では、オメガパヒューム(中央馬ですが。。)が、3連覇を実現。また、各競馬場でもヤングジョッキーの台頭が目立ち、地方競馬の隆盛に一役買いました。

競輪界では、残念ながら東京五輪が延期になったものの、金メダル最有力候補の脇本雄太が輪界でも活躍し、その存在感を際立たせました。年末のグランプリでは、いぶし銀の和田健太郎選手が制覇し、3連単22万の波乱を演出しました。ガールズケイリンも盛り上がりを見せ、児玉碧衣選手がガールズグランプリ3連覇を達成しました。

ボートレース界でも、熱戦が繰り広げられ続けました。現在のボートレース界の第一人者である峰竜太選手は、常に安定した成績を残し、年末のクライマックスでも危なげなく優勝しました。ベテランでは、徳増秀樹選手が、宮島のSGグランドチャンピオンでSG初優勝、若手では、イケメンレーサーの深谷知博選手が、大村のSGボートレースダービーでSG初優出で初優勝しました。

様々なドラマのあった2020の公営競技界でしたが、さて、2021年。相変わらず、新型コロナの影響が続く中で、まだまだ観客の制限(状況によってはまた無観客開催も出てくる!?)が続きますが、どんなドラマが待ち受けているでしょうか。

新年は、地方競馬から幕開けし、初重賞が目白押しです。名古屋では元旦から新春ペガサスカップ、3日には川崎競馬場で伝統の報知オールスターカップが行われます。5日からは中央競馬が開幕。中山・京都の金杯は、一年の運命を占う最初の重賞レースです(ここで当たると、逆にその年は不調だという説も!?)。

競輪では、4日から立川で恒例の記念レース、鳳凰賞典レースが開幕。SS選手の郡司浩平選手や、清水裕友選手が出場します。ボートレースでは、3日から徳山でオールレディースが開幕。グランプリに優出した小野生奈選手や大山千広選手が参戦します。新年一発目の女子のボートレース戦は白熱必至です。

第57回報知オールスターカップ
https://www.kawasaki-keiba.jp/graded_race/20210103/

日刊スポーツ賞中山金杯
https://jra.jp/keiba/thisweek/2021/0105_1/horse.html

スポーツニッポン賞京都金杯
https://jra.jp/keiba/thisweek/2021/0105_2/horse.html

立川鳳凰賞典レース
http://www.tachikawakeirin.jp/graderace69/

徳山オールレディース
https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/assen?jcd=18&hd=20210103

というわけで、この記事では、競馬・競輪・ボートレースの注目レースの紹介や、結果解説、四方山話などをお届けするほか、昨年、一般ニュースでも話題になった元SMAPの森且行選手が活躍するオートレースにも少しずつ注目していきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

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