【イベント参加レポ】第1回甲府『地域クラウド交流会』🍇
こんにちは、うえむです🌟2024/6/29(土)に、第1回甲府『地域クラウド交流会』に参加しました!大変刺激の多い1日だったので、わたしの今回の経験と学びをレポートに残したいと思います💪
今回のわたしの参加目的🔍
kintone関連のイベントしか参加経験がないので、地域活性化を目的としたイベントの素敵なところを体感してみたい
『地域クラウド交流会』について、主催する立場の視点で学びを得たい
サイボウズ株式会社 執行役員 中村龍太氏のお話を聞いてみたい
普段ふれあう機会のない方々と交流してみたい
起業家のプレゼンを聞いてみたい
『地域クラウド交流会』とは?
会場の雰囲気
当日のスケジュール
①【関連イベント】クラウド勉強会
勉強会の概要
起業家の思考モデルについての勉強会でした。
「コーゼーション」という思考モデルは〝未来を予測できる範囲において、われわれは未来をコントロールできること〟を前提としています。【目的→手段→資源】の順で意思決定を行うため、効果が高い傾向がありますが、見通しがあるものしか適用できません。
一方で「エフェクチュエーション」は対照的に〝未来がコントロールできる範囲において、予測は不要である〟ことを前提としています。コーゼーションとは異なり【資源→手段→目的】の意思決定の順序となります。
不確実性の高い環境(=起業・経営)において、起業家が行う意思決定の論理「エフェクチュエーション」を〝優れた起業家が実践する5つの原則〟として紹介していただきました。
優れた起業家は、未来に起こるだろう結果の予測や、過去の成功・失敗ではなく、まさに「いま・ここ」に集中して望ましい結果を導こうと行動しています。
勉強会を聞いて感じたこと
わたしが務めているノベルワークスの経営層のメンバーは自然と「エフェクチュエーション」の考え方を体現していると感じました。その点わたしは典型的な「コーゼーション」の考え方しかできていないなと猛省しました😢
わたしは最小限のリスクで利益を最大化するにはどうしたらいいかという思考プロセスに捕らわれているので、既存ビジネスの拡大はできても、新規ビジネスには対応できない人材になってしまっているなと感じました。
経営者にあって自分にないものに気が付けたことは、この日の大きな前進だと思っています。〝全員が経営者になれる実力を持つこと〟を目標としているノベルワークス(その背景は以下note参照ください🙏)で働くわたしとしては、大変学びの多い勉強会でした。勉強会の詳細については、社内LTでアウトプットして社内に還元しようと目論んでいます💪✨
②【メインイベント】地域クラウド交流会
「大人の本気の」ラジオ体操第1
地域クラウド交流会の仕組み
参加者目線の仕組みは理解できましたが、開催者目線として全体の構造が知りたくて少し調べてみました。サイボウズ株式会社の公式HPに掲載されている図が大変理解しやすかったので、引用させていただきます。
『地域クラウド交流会』の認定オーガナイザーは、開催資格を取得しても〝当日の参加人数80名以上かつ参加者の満足度が80%以上を満たさなければ、開催資格がなくなってしまう〟という大変厳しい条件があります。これは交流会の質を保ちたいというサイボウズ株式会社の強い思いが込められています。
このような大変な思いをして主催をする意義とは?自分なりに調べてみました。オーガナイザー育成プログラムのプレス記事にヒントがありました。
上記に加えてなによりも思い入れのある地域のために貢献ができること、これが主催のなによりの原動力なのではないかと考えております🌟
プレゼンタイム
日本トップレベルの水素研究開発拠点である山梨大学。ただしそのことは山梨県民でもあまり知られていない現状。海外でも水素産業の最先端の事業が進んでいる今、山梨県の水素産業レベルの高さを発信して盛り上げていきたい。水素で奏でる音楽ライブ「MIZUNONE(ミズノネ)」。水素燃料から生み出された電気でライブの全電源を賄って行う、水素音楽ライブを考案。1万人規模のライブを実現したい。
サラリーマン生活に辟易し、地域おこし協力隊を活用して移住。〝人がとなりあう景色をつくる〟というのを大切にしたいという思いから昨年ヒトナリを創業。強い人しか上に行けない、強い人が正しい、そんな世の中に対して、弱くても負けない社会を作りたい。「人とのつながりで社会課題と向き合う」というコンセプトで、新たな社会資本の創出やコミュニティデザインに取り組んでいる。
少子化の原因は子育てのしづらさ=孤立と考えている。放置すれば負の遺産になってしまう空き家を管理し、子育てしやすい環境を整えるための資源として活用したい。空き家を管理するだけではなく、自治会にも顔を出して近所との交流までも代行をする。移住を希望する職員を積極的に採用して地域貢献に励んでいる。
「チャレンジハイスクール」~高校生のやりたいこと実現プロジェクト~というイベントを企画、実施している。山梨の空き家で高校生カフェを開いて活用したり、山梨のいいところを写真を撮って写真展を開催。山梨の魅力を伝えたい高校生の活動をサポートしている。学校では見つけられない志を持つ仲間を得たり、やりたいことを見つけるために、1歩目を踏み出す背中を押したい。
甲府経済新聞を運営。EARTHDAY山梨を開催。倉庫を改装したシェアスペースを7月から本格稼働する予定。今年の3月には子供記者会見を開催している。取材に来てほしいネタがあったらぜひ相談してほしい。水平な視点で甲府の未来を見て、課題や可能性を見直して、甲府の未来を創っていきたい。
プレゼンを聞いて感じたこと
地域のために様々な活動をしている皆様の姿に感銘を受けました。自分の活動するエネルギーを地域に還元することは、誰でもできることではありません🥹皆様のお話を聞いて、わたしも地域のための活動をしてみたくなりました✨
第1回甲府『地域クラウド交流会』のプレゼン優勝者は…?
認定オーガナイザーの開催資格は…?
参加人数98名、参加者の満足度が80%を大幅に超える結果となり、認定の盾を授与されました👏イベントを主催することの大変さ、そしてそれを上回るイベントを成功させることの喜びを、いち参加者としても実感いたしました…!本当におつかれさまでした。
さいごに
勉強会からプレゼン、最後の表彰まで隅から隅まで学びと刺激に溢れた1日でした。色々な方の活力に触れて、自分ももっと色々なことに挑戦してみたいという意欲も掻き立てられました🔥
『地域クラウド交流会』は全国各地で開催されています。地域貢献にあまり意欲的でなかったわたしも、一度の参加で考えが大きくかわるきっかけになりました。ぜひ機会がありましたら足を運んでみてください👟🤍
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?