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戦国マップ SengokuMap

私は小説を読もう!で公開されている、「痛快娯楽時代劇 小田氏治」という大変面白い小説のファンです。

この小説の121話で作者の藤永太郎さんが、「勢力図をPCのペイントで作成したが大変だった」という事にインスパイアされました。


過去に自分が勉強の為に作ったマップソフトを改造して、戦国時代の城跡データを読み込んで、いつでも勢力図のようなものを作成できるソフトを公開して、あわよくば、作者さんに使ってもらえたら嬉しいなと考えたのです。



実際に戦国時代小説を読む時に城の位置関係とか、このソフトのマップを見ながら読むと、とても臨場感があります。
Windowsしか対応していないので、期待した人は申し訳ありません。



それでは、このソフトが戦国小説好きの人の役に立つことを願って、ソフトの紹介をしていきます。



Ver 0.70 修正内容

  • ホームページを作りましたので、今後はホームページ上で公開します。

  • インストーラーを作り直しました。

  • ドキュメントをマークダウンで記述してソフトに添付するようにしました。

  • 吹き出しが多すぎたのでメニューで階層化しました。

  • 他の記事も書き直して、ホームページ上に移動します。

Ver 0.60 修正内容

・分類クラス設定に挿入機能を追加しました。
・説明ウインドウが常にトップ固定になっていたバグを修正しました。
・iniファイルが3桁対応になっていないファイルを同梱していたのを修正しました。

Ver 0.50 修正内容

・データが全国版となったので、「データ一括修正」を追加しました。

・マップで範囲して、一括で領主を指定したりできます。

置換したい行を選択します。

色に戦国大名一覧から選択してください。

・戦国時代の大名一覧もネットで検索して作成して添付しています。(戦国マップ大名.ini)

Ver 0.40 修正内容

・他の城データを追加読込するボタンを追加しました。
合わせて全国の城跡CSVデータを公開するのでダウンロードしてください。

Ver 0.30 修正内容

・マップデータのZoomLevelが最小値も矛盾が発生しましたので、修正しました。Stamen Design は最小ズームレベルは5です。
・キャッシュフォルダを、ソフトのインストールフォルダにしました。cache というフォルダに保存されます。

前回までのキャッシュフォルダは、C:/Users/名前/QMapContol.cacheというフォルダです。インストールフォルダに移動して cacheに名前を変更してください。

Ver 0.21 修正内容

・CSVのAutoSave機能を追加した時に、通常CSVの保存フラグが立ってしまい保存されないバグがでました。Ver 0.20でダウンロードした人はすいませんでした。上書きインストールしてください。

・CSV Save時にファイル名の初期値が規定値になってしまうバグを修正しました。
・CSVデータに修正があった時に、自動セーブ(autosave)するようにしました。Delete と 部品の置換時には、バックアップ(autosave.csv.bak1~3)も残します。これは自動削除しません。
・マップデータでStamen Design の時にはZoomLevelが最大12までしかありませんが、他のマップデータではそれ以上が可能なので、矛盾が発生していました。切替時にはマップデータ最大ズームレベルになるようにしました。
・マップデータのローカルキャッシュを利用する仕様にしましたが、反応が無くなる(Stamen Design)様な現象がありましたので、キャッシュON/OFFできるようにしました。

OFFの時は、全データをネットから取得するようになります。速い回線の人はOFFでも良いでしょう。

このソフトで出来る事

マーカーを色分けしたマップ表示


戦国時代の城と領主別に色分けしたマークをマップ上に表示します。

表現方法は、現バージョンでは3種類です。

Scaled  ズームレベルで拡大/縮小します。
Image どのズームレベルでも同じ大きさです。
Circle どのズームレベルでも同じ大きさです。



城アイコンと下に城名が表示され、城の周りが円形にグラデーションで塗りつぶしされます。
どのズームレベルでも同じ大きさです。

これは将来改造される予定です。
半径とか、グラデーションとかカスタマイズできるかも知れません。
自分が試行錯誤した分では、これ位が一番いいと思ったので、全く別の表現方法となるかもです。

これらが、戦国時代の勢力図の代わりにできないかと思います。
将来拡張して他の表現ができる部品を作成できれば良いと考えています。




画像保存すると、他の画像編集ソフトで色を付けたり、矢印を追加したりできます。
私は画像編集ソフトは、Gimp Portable を使っています。これ以外使った事が無い。
他に Excel や LibreOffice で画像を張り付けて、Shapeで矢印や吹き出しを追加したり良くします。



色分けのカスタマイズ




200件まで、色分けを作成できます。


この色分けを保存でき、これを友人と交換したりできます。

戦国時代小説の〇〇話の時の勢力図に登場する領主が滅亡したりするので、その時代毎に分けることが可能にしました。



城(マーカー)データのカスタマイズ




城データは、ネットにある資料(自治体の観光公開資料)から抜き出したり、Google Mapの右クリックで座標を調べて作りました。

CSVデータです。自由に追加できます。

これを他の人と協力して入力できれば楽できるのです。
城を即座に検索できます。部分一致で探しますので、読みが分からず漢字の1文字でも分かれば検索できます。
小説からはカット&ペーストで即検索できので、小説を読むのに便利ですよ。

 表示レイヤーの切替



これはマーカーにレイヤー番号を設定する事で、マーク表示のON/OFFを瞬時にできます。

現在は、レイヤー1に小説で登場した城をセット、レイヤー2には小説には登場しないが、自治体観光情報データとかから抽出した城跡データが登録されています。
例えば、レイヤー5に領主の家名を設定するとか、マップ上で右クリックして、マーカーは自由に作成できます。

マップデータ切替




4つのプロバイダに対応しています。

瞬時に切替できますので、正確な位置を調べるとか空白地帯には何があるか等、考える時に使えます。


1.Steamen Disign


道路とか無いので、戦国時代っぽいと思います。

2.国土地理院 白地図


これは、保存画像に色を落とし込んで、勢力図を作るのを少しは楽にするために用意しました。
しかし、市町村名等が表示されていますので、消す作業が必要になると思います。



3.Open Streat Map



オープンストリートマップです。Google Mapとは情報が違いますが、速いので良く使います。城址公園などはこっちの方が見やすいです。

4.Google Map


言わずと知れたグーグルマップです。便利ですよね。



操作説明



画面にあるこのアイコンをクリックすると吹き出しウインドウが表示されます。
操作はそのままでも行えるので、読みながら少しずつ理解してください。
もう一度このアイコンを押すと、メッセージは消えます。

データ設定
画面の吹き出し

描画オプション設定
の吹き出し

マーカー新規登録時のダイアログ
での吹き出し

インストール
方法とアンインストール方法

取り敢えずは、Ver 0.60 として公開しますので、試して見てください。

免責事項(お約束)


このソフトを利用したことによるいかなる損害にも作者は責任を負えないことをお断りいたします。
自己責任の上で使用して下さい。大切なファイルはバックアップを取るように心がけてください。
それでは、このソフトがあなたのお役にたてば、幸いです。       オルドマン




ライセンス


このソフトはフリーソフトウエアです。

Qt 5.9.5 を LPGL Ver 2.0  ライセンスで利用して開発しています。

QMapControl class library Ver 0.9.7 を LPGL Ver 2.0 ライセンスで利用しています。

ダウンロード


このソフトは、カスペルスキーでウィルス検査をして公開しています。

以下のインストーラーをダウンロードして、実行してください。
古いバージョンのインストールフォルダと同じにすると、exe dll とドキュメント類だけが上書きインストールされます。

今回は大改造だったので、csv も iniも上書きされます。注意!


普通にインストールを許可して、スタートメニューの先頭にあるSengokuMap
を起動してください。



現状は、「痛快娯楽時代劇 小田氏治」の最初の頃のデータが同時にインストールされます。起動するだけで使い始める事ができます。


せひ、戦国時代小説を戦国マップを使って、読んで見てください。面白さが加速されるはずです。
一度読んだ事のある人も、もう一度読んで見てください。
私は何度も全部再読しました。

合戦場となった場所が史跡として残っていたり、興味がつきませんよ。



アンインストール


スタートメニューのプログラムのアイコンを右クリックして、アンインストールからアンインストールしてください。




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