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【読書記録③】「成瀬は信じた道をいく

  1ヶ月ほど間が空いてしまいましたが、読みました。

  藤宮です。ここ最近なかなか体調が優れず、冷房の効いた部屋で毛布にくるまる最高のやつを続けておりました。皆様におかれましても、お体に気をつけてくださいませ。

  さて、前回の読書記録では「成瀬は天下を取りにいく」の感想を述べさせていただきました。
今回はその続編、「成瀬は信じた道をいく」を取り上げることにします。

またまたAmazon様の画像です。

  前作では成瀬たちが中学〜高校生の頃が描かれていましたが、今回は高校〜大学のお話ですね。
大人になっても成瀬は成瀬で、もうね、本当におもしれー女!!!って感じです。成瀬のこともっと好きになっちゃった。

  前作は島崎(成瀬の幼馴染)視点での2人の物語が多かった(と記憶している)のですが、今作ではさらにたくさんの地元民を巻き込んでおります。成瀬、パワーアップしすぎだよ!いや元々なのか!?
登場人物も増え、成瀬の世界がより賑やかになって楽しくなりました。

  相変わらず文章はお素麺のようにつるつる読めるし、登場人物全員が憎めないキャラなのがいいですね。
最初は「ん?なんやコイツ」と思ったとしても、読んでいくうちにだんだん悪い人じゃないのが開示される感じ。
ギャップ萌えの民として見ててニコニコしちゃう子まで出てきて、とっても嬉しい限りです。びわ湖観光大使組、推します。

  そしてどれだけたくさんの人と関わっていくとしても、持ち前の行動力で突き進んでいるとしても、もはや一人でなんとか生きていけそうでも、成瀬が本当に島崎に対して全幅の信頼を寄せていて大好きなところ、本当に尊い。
島崎も成瀬とニコイチでいたいよね〜!わかるよ!
この2人はきっといつまでも最高のコンビ、「ゼゼカラ」でいてくれるんだろうなと思います。
藤宮にも、そんな幼馴染が、ほしかった……な……。

  「成瀬」シリーズ、すっかりハマっちゃったのでまた次回作が出たら読もうと思います。

  ここまで読んでくださり、ありがとうございました!


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