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as Life #001 SUDO HIROFUMI

※こちらの記事は2019年時点のものです。

教師 × ハンドボーラー。
二足の草鞋でトップを目指す。

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「〜as Life(息をするように〜する)」というコンセプトで全てのスポーツを応援・振興する“NOVEL”がお送りするweb magazine「as Life」。
社会人として仕事をしながら、それぞれのスポーツでトップを目指すアスリートにインタビュー。
そのモチベーションの源や、仕事とスポーツを両立する生活についての話を発信していきます!

今回は話を伺ったのは「教師」と「ハンドボール選手」の二足の草鞋で、現在「東京トライスターズ」で活躍する須藤 博文選手。

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––––  今は小学校の教師とハンドボーラーの二足の草鞋ということですが、教師を目指したきっかけやタイミングを教えてください。

具体的にこれっていうきっかけは無いんですが、教師に向いているかな...…と昔からなんとなく思っていて、教えるのが好きだったり...…高校生くらいからかな、なんとなく思っていました。そのときは小学校の教師とまでは考えていなかったですけど、中学校とか高校が良いかなーとは考えていて。
大学進学の時に教育系の大学に絞って教師の道を目指しました。
小学校の教師だと部活指導が無い分、自分もハンドボールに少しでも集中できるかな...…と考えていたところもありました。
いつかは中学校・高校の教員になって部活の指導にシフトしていく...というのも選択肢としてはあるのかなとか。今後色々な選択が出来るんじゃ無いかなと考えています。

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––––  小学校のクラブや地域でハンドボールを教える機会などはありますか?

残念ながら、うちの地域にはハンドボールクラブがある小学校は無くて……。でも、墨田区ハンドボール協会が実施しているジュニアハンドボール 教室の指導をさせていただいてます。月に一回とかふた月に1回ですが、ハンドボールを全く知らない子から、経験者まで色々な子が参加するんですが、参加するたびに少しずつ上達する子供たちを見て元気をもらってます。

––––  ハンドボールの魅力を教えてください。

一番はジャンプシュートかな...と思います。自分がやってて感覚として。
僕ずっとサイドだったので、大学のときはサイド以外もしていたんですが、キーパーとの一対一が面白いかな...と感じてますね。ハンドボール を知らない人が見てても面白いと感じてもらえるところかなと思います。

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––––  教師とハンドボーラーの両立で苦労されているところはどんなところですか?

やっぱり時間が足りないと感じるところですかね...。教師のほうも手を抜けないですし、子供のために、他の職員のためにも自分の仕事はしっかりやらないといけないですし。ただ、どうしても練習で早く抜けないといけないとか...あとはどうしても仕事が...というときは仕事が終わってから夜9時からトレーニングしたりっていうこともあります。

休養の時間も大切なので、そういう時間が削られてるかなという感覚もあります。

––––  両立していることがメリットになっていると感じることはありますか?

子供に教えるという職業なので、自分自身が“夢”をもって、行動している...という部分で何か伝えられている部分はあるかなと思います。
一度クラスの子が試合を見に来てくれたこともあって、子供たちには現役でやってるアスリート...というところで、憧れてくれている子もいますね。

あとは夢を追うことや、それに向かって行動することの大切さについて気持ちを込めて、実体験を通して話ができるのが良いなと思います。

あと、2つの顔を持っていることで、リフレッシュできるのもメリットだと思います。頭がパンクしそうになったり、落ち込みやすくて考え込みがちになってるときに、頭を切り替えられるのは両立しているメリットですね。

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––––  須藤さん個人として目標としていることを教えてください。

チームに貢献して試合に出ることですね。それが達成できないと続けている意味が無いというくらい感じているので......今の状況を考えると難しい目標ではあると思っていますが、それに向けて努力しています。

––––  その目標に向けて何か大切にしていることはありますか?

自分の中で大切だなと感じているのは良い“生活のルーティン(習慣)”を続けて、悪い習慣を排除することですね。単純に健康的な生活、寝る前の行動で質の高い睡眠を心がけるとか。そういうところを最近は特に大切にしてます。
チームのみんなトップを目指しているので大学の頃と比べると、周りのみんなも意識が高い人が集まっているという感覚がありますね。

僕の実力では正直なかなかトップリーグで活動するというのは難しいという自覚はあるのですが、今は「もしかしたら...」という希望になんとかしがみついているという感じです。教師という職業自体、仕事量が少ないわけではないので、イヤミとかでは無く「仕事大丈夫...?」というような声はあったりします。

––––  同じように二足の草鞋でアスリートとしてトップを目指す方に何か一言いただけますか?

なにも偉そうなことを言える立場じゃないんですが...。僕自身もいつ心が折れるかわからないですし。もう辞めてしまおうかなと思うこともあるし。
ただ、やはり先ほど言ったように教師とハンドボール 両立しているからこそ感じられる良いこともあるので、そういう良さを感じながらやるというのは大切なのかなと思います。ハンドボール の考えかたが教師の仕事に活きたり、その逆もあるので!

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––––  ありがとうございました!NOVELは「as Life」を体現するアスリートを応援していて、本日はそんな須藤さんのためにオリジナルデザインのTシャツをプレゼントでお持ちしました!

ありがとうございます!教師という職業とハンドボール をどうミックスさせるのかなーと思ってましたが、カッコいいですね!笑
ありがとうございます!これからも頑張りますー!

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[須藤博文選手のinstagram]
https://www.instagram.com/hirohumi_tristars/

[東京トライスターズの公式HP]
https://tristars.tokyo/

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