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創作大賞2024個人反省会

 天宮英璃です。

 創作大賞2024について、いきなりですが、お詫びがあります。

 今年の創作大賞では3作品応募すると宣言していましたが、1作品だけになってしまいました。すみません!初めての挑戦でしたし、書く期間も約4ヶ月と短かったので、1作品書き上げただけでも頑張ったと思います。

 今回の記事は、今年の創作大賞の個人的反省点と、今後の活動について書きます。


反省

・4ヶ月だと1作品を仕上げるのがやっと

 確か、私の記憶だと創作大賞の募集が始まったのは4月でした。そこから約4ヶ月執筆してきて、物語として完成できたのは1つだけでした。元々3部門で応募しようと考えていましたが、時間が足りませんでした。そもそも、物語の構想や話の流れ、参考文献を用いないと書けない事もあるなど、執筆には時間がかかると言う事を改めて実感しました。来年も創作大賞に参加する予定でしたが、募集期間外でも、物語のテーマを決めて執筆していかないと、締め切り直前で慌ただしくなってしまう事もわかりました。

・他の創作大賞の作品に目を通していなかった事

 創作大賞では、ただ作品を執筆するだけでなく、他の応募作品にも目を通す事が大事だと思いました。物語や設定などをパクる訳にはいきませんが、この手の表現方法があるのかと言う知識を得る事ができます。私は、今回、中学生の恋愛をテーマにした作品を出しましたが、他の恋愛部門の小説では、どのような物語になっているのか、どのような恋愛模様が描かれているのかなど、自分では書けなかった恋愛表現の仕方が盛り込まれている事があります。恋愛部門に限らず、エッセイ部門やファンタジー小説部門など、自分が書けると思う分野でも、他の方の作品に目を通して、どのように描けば多くの人の目に留まりやすいかと言う事を学んでいきながら書き続けたいと考えています。

・恋愛小説で良かったのかと言う事

 恋愛小説を書いていて、中学生の恋愛ってこんな感じでいいんだっけと疑問に思う事がありました。そもそも、学生の恋愛で行こうと決めたのは、大人の恋愛が書けないからです。ただ、私が中学生だったのは今から十年以上前の事なので、当時の記憶や心境を基に書いていきました。当時の私も恋をしていましたが、私が書いた恋愛小説のヒロインみたいに積極的ではありませんでした。ヒロインは明るいタイプで、内気なタイプの私とは正反対な性格なのですが、明るい子の恋愛ってこんなに奥手なの、もっと積極的に行く子は行くんじゃないかと、自分で書いていて疑問に思いました。また、思春期特有の一言では表せない複雑な心境を盛り込めば、もっと深いストーリーを書けたのかなと思います。私も多感な思春期を過ごしてきたはずなのに、大人になると、その感情を忘れてしまうのが不思議です。それから、今の中学生はスマホやSNSが当たり前の環境で育っているので、このような場面ももう少し多く盛り込んでおけば良かったかなと思います。自分とは違う年代の心境やリアリティを描くのは本当に難しい。


今後の活動について

・小説を出すには時間がかかる

 今後も、noteで執筆活動は続けていきます。しかし、小説を書き上げるのには時間がかかります。そのため、基本的に記事の内容は、エッセイや考察、作詞、読書感想文などになっていきます。投稿頻度については小説は未定ですが、それ以外は週に1回を目標に考えています。

・趣味で書いた小説を投稿しようかなと検討中

 私は、小学生ぐらいの時から趣味で物語を書いているのですが、長編シリーズで書いている作品があります。この作品をいつか世に出せたらいいなと思いながら、出版社主催の小説新人賞や創作大賞に挑戦している訳です。本当は既に出来上がっている作品を応募したいけど、文字数など色々制限があるので難しい。そこで思いついたのが、noteに数話だけでいいから投稿してみるのはどうかと言う事でした。投稿しようと考えている作品は2つあって、一つは安土桃山時代~江戸時代初期を物語にした時代小説、もう一つはギリシャ神話の神・女神をモチーフにしたファンタジー小説ですが、一巻に当たる部分は完成していて、次の巻に当たる物語を書いています。しばらく様子を見ますが、もし機会があれば、修正加筆してから作品を投稿するつもりです。



あとがき

 反省点や今後の活動についてを書いていて、執筆に限らず、なかなか物事は思い通りにいかないなと実感しました。まあ、あまり気に病まずに、これからも執筆活動を楽しんで行きたいと思います。

 今回は、これで以上となります。また、次回の記事でお会いしましょう。

※トップ画像は、千鳥あゆむさんの作品をお借りしました。

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