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育休からの復帰直後!生まれたてほやほやのワーママが語るリアル

株式会社NOVASTO広報の森西です。

株式会社WonderSpace様と株式会社ワールドスタッフィング様が共催する、「#ワーママの挑戦と私が描く未来地図」をテーマに、オウンドメディアを通して11社で記事をリレー形式で繋ぐ企画に参加しています。
私自身、先月2023年8月に11ヶ月の産休・育休を明けての仕事復帰となったばかりであり、「自分にも発信できることがあるかもしれない」と感じ、本プロジェクトへの参加を決意いたしました。

こちらの記事では、ワーママ1年生としてのリアルな現状をお届けしたいと思います。



"ワーママ"への印象

ワーママという言葉自体を知ったのは社会人になってからですが、私にとってはとても身近な存在でした。というのも、私の実母がまさにワーママだったのです。厚生労働省が発表している「共働き等世帯数の年次推移」によると、私が産まれた時代では「共働き世帯」の方が「男性雇用者と無業の妻からなる世帯」より下回っていました。しかし、育休が当たり前でなかったという時代背景もあり、母は産休後すぐに仕事復帰した様です。
そんな家庭で生まれ育ったこともあり、「お母さんも働くのが普通」という意識を小さな頃から持っておりました。

2000年代に入り、先に記載した年次推移でも両者の数が逆転し、現在では共働きの世帯数が2倍以上に。
実際自分が社会人になり、出産した同僚や友人たちのほとんど仕事を辞める人はおらず、「いつか私に子どもが産まれても、仕事は続けるんだろうな」という漠然としたイメージを持っていました。

いざ、その世界へ!

X(旧Twitter)で知り合った同職の方、そして社内にも育児と仕事を見事に両立させている方が多かったため、ワーママになることへの心理的ハードルは高くなく、むしろある種の憧れさえ持っていた私。妊娠中も「出産後いつ復帰しようかな?1年は長いから半年くらいかな?」と想像しておりました。

そして2022年10月、出産。育児スタート。
もちろん赤ちゃんの性格にもよるとは思いますが、0歳児育児のあまりの大変さに正直仕事復帰への不安がよぎりました。

  • 家事さえままならない毎日、これで仕事もってなると…大丈夫?保育園に預かってもらえるとはいえ、体力気力共に持つのか?

  • 母も働いていたけど、祖母や曾祖母が同居していたので何とかなっていただけで、核家族だと厳しいのでは?

  • けど周りの友人や同僚もそれで頑張ってるし…

そんなことを考えながら暮らしているうちに、半年が過ぎ。
やっと赤ちゃんのいる生活に慣れ、仕事復帰へのモチベーションも復活してきた頃に、いわゆる保活を開始。幸い私の住んでいる地域はそこまで都会ではないので、年度途中でも空きがあることを確認。(もちろん人気の園は埋まってました)
8月の入所が無事に決定し、いざ!!ワーママの世界へ!!

復帰前〜復帰直後

8月1日から子どもを保育園に預け始めましたが、復帰自体は下旬に設定しておりました。その間に、復帰後の動き方についての会社とのすり合わせや、改めて自分がやっていきたいことの整理、そしてnoteの記事作成などを行いました。そしてあっという間に復帰日がやってきました。

復帰にあたり、育児と仕事の両立ができる様に会社側と話し、働き方を変えてもらうことができました。


<育休前と後で変化したこと>
before
フルタイム(9:00 - 18:00)勤務
ほぼフル出社
バックオフィス、広報兼務

after
時短(9:00 - 16:00)勤務
フルリモート(月1,2回出社あり)
広報(採用周り)専任


いきなりフルタイムでの復帰は体力がもたない、また0歳児を長時間預けることに抵抗もあったので、時短に。加えて急なお迎え対応などもあることからフルリモートに。
産休前にバックオフィス業務を後輩に引き継いでおり、復帰後もその体制を継続できそうだったこと、そして限られた時間の中での勤務となるので、広報専任として復帰させてもらうことになりました。

育休の取得もそうですが、こうやって理解し、柔軟に対応してくれる会社には本当に感謝です!今の働き方になったからこそ、何とかやっていけている状況でした。

復帰後一ヶ月、現在のリアル

熱が出ても元気な息子

8月21日に復帰したので、一ヶ月と少し経ちました。
どれだけ事前にシミュレーションや計画はしていても、復帰前の想像と現状ではやはり乖離があり、悩みもたくさん。具体例を記します。

①時間が思ったよりギリギリ
朝の準備にバタバタ、そして保育園に送っていって帰宅してから始業までの時間が短く、いつも余裕のないまま仕事を始めることになる。
就業後も、お迎えの時間までに夕飯を超特急で作り、お迎えから帰ってからは子が寝るまで戦場の様な忙しさ。夫の協力があっても大変。
とは言えだんだん最適化されつつはあり、復帰直後よりは楽に!

②熱!伝染る!熱!ループ!
保育園で子どもが貰ったウイルス。ゼロ距離でお世話をしている私にも漏れなく侵入。熱が出ても元気な子どもと、熱が出て廃人と化した大人の地獄絵図。自宅で子どもの看病どころか自分のことさえままならず、実家や義実家に頼る日々。。いや、覚悟はしていたんですが、思ったより辛いです、精神的に。結局9月前半は一週間丸々休む羽目に。
これからもしばらくは高頻度で発熱して急に仕事の予定が崩れることを想定し、一歩どころか十歩先を見据えて動かなければ、と。

③頭の切り替え問題
①にも書いた通り時間の余裕がなく、なかなか仕事と育児の脳の切り替えが上手くいきません。子どもと遊びながら社内チャットを見てたり、逆に仕事中に子どもの様子が気になったり…。まだまだ仕事の効率化の面では改善の余地がありそうです。

そんな感じで、アンコントローラブルな事が起こった時のためのリスクヘッジ能力が問われる日々です。

先輩ワーママさんに聞いてみた

ワーママとしてパワフルに働く女性陣

弊社では私を含め、4名のワーママさんが在籍しています。今回改めて育児と仕事の両立についてのアドバイスを、先輩たちに聞いてみました。

①不測の事態に備えた準備を!
子どもが大きくなっても、例えば学校の行事やイベントなどで時間を割いたりしなければいけないことがあったり、まだまだ急な体調不良があったりするとのこと。なので、「できるだけ業務の属人化をなくし、自分の業務をオープンにしておくことが大事」という意見を聞いて、その通りだと感じました。
ヘルプを頼みやすい環境を自分でしっかり作っておくことが、上にも書いたリスクヘッジにも繋がるのでは、と。

②時間の使い方
やはり時間の使い方に関してはかなり意識されている様です。
特に、仕事と育児の切り替えをきっちりすること、手を抜く所は抜いて子どもとしっかり向き合うことが大切だと聞き、今後は意識していこうと思っております。

最後に

現代において、特に核家族でワーママをすることは、いくらパートナーからの支えがあっても、想像の倍以上にパワーがいること。だけど、育児によって仕事やキャリアを諦めたくない女性は沢山いるし、私もその1人。
なので場合によっては会社と交渉したりしながら、日々ベストな道を探りつつやっていけたら、と思っています。

今回のテーマである「#ワーママの挑戦と私が描く未来地図」
私はまだスタートしたばかりでハッキリとした未来地図は描けていないのが現状ですが、自分自身が会社1人目の育休復帰のワーママなので、先人として制度の見直しや、よりワーママが働きやすい環境づくりや情報の共有を、今後のメンバーのためにやっていけたらと思っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。

次回は株式会社ビズリンクスさんへバトンタッチ!
「自分らしい働き方にシフトチェンジしたワーママスタッフの挑戦とその裏側」についてのインタビューが掲載される予定です! ワークライフバランスを整えたい方や新しい仕事に前向きに取り組みたい方の参考になる記事とのこと。
出産育児で環境が変わってしまっても、前向きにお仕事をされているメンバーのお話が楽しみです!



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