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神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

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本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
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#ポエジー

ティム・インゴルド『応答、しつづけよ』〜「世界と出会うための言葉」

☆mediopos3314  2023.12.14 ティム・インゴルド『応答、しつづけよ』については mediopos-…

KAZE
4か月前
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菅野昭正『詩学創造』/対談=中地義和×塚本昌則<追悼=菅野昭正 認識と創造>(週…

☆mediopos-3120  2023.6.3 フランス文学者で 現代詩・現代文学の評論・翻訳をはじめ 多岐に…

KAZE
11か月前
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熊田千佳慕『新装版 私は虫である』

☆mediopos-3088  2023.5.2 童話画家・細密画家の熊田千佳慕の 画法の基礎となっているのは…

KAZE
1年前
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鴻巣友季子『文学は予言する』〜「第三章 他者6 多言語の谷間に――多和田葉子」

☆mediopos-3065  2023.4.9 鴻巣友季子『文学は予言する』のなかに 多和田葉子についての …

KAZE
1年前
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石井辰彦『現代詩としての短歌』

☆mediopos-3045  2023.3.20 ぼくは歌人でも俳人でも ましてや詩人でも小説家・文学者でも…

KAZE
1年前
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金井真紀『世界はフムフムで満ちている/ 達人観察図鑑』

☆mediopos2966  2022.12.31 「仕事の達人」の話 それを「フムフム」と聞く著者 海女・石…

KAZE
1年前
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古井 由吉『連れ連れに文学を語る: 古井由吉対談集成』〜柳瀬尚紀「ポエジーの「形」がない時代の言語表現

☆mediopos2958  2022.12.23 古井由吉と柳瀬尚紀の 一九九五年の「ポエジー」をめぐる対話から つらつら考えてみたこと・・・ ポエジーとは つくること けれどそれは 「埒(らち)」の 外れたところにある 埒とは「囲い」 埒(らち)を外し 埒を離れることで はじめて生まれるポエジーがある けれどそのためには 埒をしっかりと 見据えることができなければならない 囲いを外れ 囲いを越えるためには まず囲いがなければならない 論理を超えた 超論理

入沢康夫『詩の逆説』/野村喜和夫『シュルレアリスムへの旅』

☆mediopos2920  2022.11.15 詩作は地獄下りにほかならない そのことを示唆した入沢康夫は …

KAZE
1年前
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対談=高野秀行×広瀬友紀「言語の/で未知を切り拓く」 (『週刊読書人』)/高野 …

☆mediopos2887  2022.10.13 子供はことさらに文法を学んで 言語を習得するのではなく 使い…

KAZE
1年前
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田鶴寿弥子『ひとかけらの木片が教えてくれること・木材×科学×歴史』/寺田寅彦『柿…

☆mediopos2840  2022.8.27 「ひとかけらの木片」から どんな世界が広がるのだろう そんな関…

KAZE
1年前
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納富信留「挑発としての「世界哲学」/今哲学を共に始めるのは」 (『未来哲学・第四…

☆mediopos2819  2022.8.6 ぷねうま舎からでている『未来哲学』の第四号に 納富信留「挑発…

KAZE
1年前
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納富信留「つくる哲学に向けて――ソフィストと哲学者の間再考」(『現代思想 2022年8…

☆mediopos2813  2022.7.31 驚くことからにせよ 悲しむことからにせよ 「知りたい」という…

KAZE
1年前
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三好 由紀彦『詩と哲学のあいだ』

☆mediopos2800  2022.7.18 私たちは 「自分の右手で自らの右手を摑む」ことも 「自分の眼…

KAZE
1年前
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細川瑠璃「花粉から花序へ/「個」をめぐるロシア思想とノヴァーリス」  (『思想 2022.6 No.1178』)

☆mediopos2769  2022.6.17 mediopos2764(2022.6.12)の 細川瑠璃「新たなる中世」でとりあげた パーヴェル・フロレンスキイは ノヴァーリスから影響を受け その思想と共振しそれを展開させていた ノヴァーリスと二十世紀ロシア そして「個」をめぐる思想 前回と同じく細川瑠璃氏の 「花粉から花序へ」という 大変興味深い内容の小論である ノヴァーリスには 「花粉」という断章集があったが フロレンスキイには 「花序」(花の並び)という「